特許
J-GLOBAL ID:200903084394888715

キヤビテイ形成インサートに分離した加熱要素を有する射出成形装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-297156
公開番号(公開出願番号):特開平5-147089
出願日: 1991年11月13日
公開日(公表日): 1993年06月15日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 熱応答がキヤビテイインサート14における冷却およびノズル10における加熱によって遅延される欠点を解決したノズル10を提供すること。【構成】 高温ノズルとは別のキヤビテイ形成インサートを有する熱ゲート射出成形装置において、キヤビテイ形成インサートはゲート76に通ずる中央溶融物孔の周りに延びる加熱装置および冷却装置の組合わせを有する。キヤビテイ形成インサートは一体の電熱要素56を有し、その内部はゲート76付近に多数の隣接するコイルを有する。加熱要素56への動力は熱ゲートサイクル中供給、停止され、キヤビテイ形成インサート内の加熱装置および冷却装置の組合わせは熱応答を改善し、射出成形のサイクル時間を短縮する。
請求項(抜粋):
高圧の溶融物を供給源からキヤビテイに輸送する射出成形装置であつて、キヤビテイが後端を備えた冷却されるキヤビテイ形成インサート、前端を備えた加熱されるノズルを有し、前記加熱ノズルはその前端をキヤビテイ形成インサートの後端に接触してノズル板に受け入れられ、前記ノズルがそこを貫通して延びる少なくとも一つの溶融物通路を有する射出成形装置において、前記キヤビテイ形成インサートはキヤビテイに通ずるゲート、前記ノズル内の溶融物通路からゲートに溶融物を輸送する中央孔および一体の電気絶縁加熱要素を有し、前記加熱要素は外部端子まで外方に延びる外方端子部分および全体的に均一な矩形断面を有する内方部分を有し、前記加熱要素の内方部分は内面を形成する複数の隣接するコイルを有し、前記加熱要素はキヤビテイ形成インサートに一体に取付けられて前記内方部分をゲートに通ずる中央孔の周りに延長し、それにより前記加熱要素の内方部分の隣接するコイルによつて形成された内面の少なくとも一部はゲートに通ずる中央孔のテーパ付き部分を形成する射出成形装置。
IPC (3件):
B29C 45/73 ,  B29C 45/00 ,  B29C 45/26

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