特許
J-GLOBAL ID:200903084395652260

孔版印刷機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐田 守雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-012024
公開番号(公開出願番号):特開平5-201115
出願日: 1992年01月27日
公開日(公表日): 1993年08月10日
要約:
【要約】【目的】 用紙を版胴に押圧する押圧手段が版胴に当接して、衝撃音が発生したり、バウンドして画像の先端にむらが発生したりすることがなく、印刷終了後長時間放置した後に印刷を再開する場合に、大量のやれ紙を発生することがなく、さらにインキローラの接触圧のむらによってインキむらが発生したり、適正なインキ量を付着させるのに長時間を要しない孔版印刷機を提供する。【構成】 版胴に用紙を押圧するプレス胴7と、版胴から用紙を剥離する爪とを具え、プレス胴7を回転可能に支持する支持軸32の端部に偏心軸45を設け、プレス胴7にくわえ爪11が開閉可能に支持され、くわえ爪軸9に設けられたカムフォロア25を作動するカム22を機枠46に設け、くわえカム22の対象位置に排紙カム27が配置され、偏心軸45を回動する作動部材31を設けている。
請求項(抜粋):
外周面に孔版原紙が装着されて回転する版胴と、用紙を版胴の外周面に押圧する印圧手段と、版胴と印圧手段との間に用紙を送込む給紙手段と、版胴の内部に配置されてインキを供給するインキ供給手段と、版胴の外周面から印刷済み用紙を排紙する排紙爪とを具えた孔版印刷機において、前記印圧手段は版胴1の下方に配置されて回転するプレス胴7を具え、このプレス胴7は支持軸32を中心として回転可能となっており、この支持軸32の端部に偏心軸45が設けられ、プレス胴7の外周に開閉可能であって、付勢部材によって閉鎖方向に付勢されているくわえ爪11が設けられ、このくわえ爪11のくわえ爪軸9にカムフォロア25を取付け、給紙位置と排紙位置とにおいて、カムフォロア25と係合してくわえ爪11を開口するくわえカム22及び排紙カム27を機枠46に設け、さらにくわえカム22及び排紙カム27をカムフォロア25に係合する係合位置と、非係合位置との間で移動させる第1,2作動部材24,29と、偏心軸45をプレス胴7が用紙を版胴1に押圧する押圧位置と非押圧位置との間で回動する第3作動部材31と、排紙爪18を用紙の排紙位置と非排紙位置との間で移動させる第4作動部材40とを機枠46に設けたことを特徴とする孔版印刷機。

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