特許

J-GLOBAL ID：200903084402175529

積層ゴム構造を有する弾性体免震装置のX線CTを用いた検査方法

発明者： 高橋 弘行 ,  中平 昌隆 ,  多田 栄介 ,  圷 陽一 ,  大川 慶直
出願人/特許権者： 日本原子力研究所
代理人 (1件)： 社本 一夫 (外5名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-202909
公開番号（公開出願番号）：特開2001-033402
出願日： 1999年07月16日
公開日（公表日）： 2001年02月09日
要約：

【要約】【課題】 弾性体免震装置を構成する積層ゴムの特性を非破壊的に判定する試験方法に関する。ここで積層ゴムは、基礎から構造物を支持して基礎に発生した水平方向の振動を出来るだけ構造物に伝わらないようにする用途で使用されるものである。【解決手段】 ゴム層と剛性材料層が交互に積層されている弾性体免震装置の積層ゴムにおいて、X線CT装置を用いて、非破壊にて断層撮影を行いゴムと剛性材料層の界面の状態を把握することと、2つ以上の剛性材料層間のインピーダンス計測によりゴムの加硫状態を把握することとにより、積層ゴムの健全性を判定する。また、積層ゴムにおいて鉛直方向に荷重を載荷し、水平方向に変形させた状態でX線CT装置を用いて、非破壊にて断層撮影を行いゴムと剛性材料層の界面の状態を把握することにより、積層ゴムの特性または健全性を判定する。

請求項（抜粋）：

ゴム層と剛性材料層が交互に積層されている弾性体免震装置(以下積層ゴムと称す。)において、X線CT装置を用いて、非破壊にて断層撮影を行いゴムと剛性材料層の界面の状態を把握することと、2つ以上の剛性材料層間のインピーダンス計測によりゴムの状態を把握することとにより、積層ゴムの健全性を判定する試験方法。

IPC (2件)：

G01N 23/04 ,  G01N 27/02

FI (2件)：

G01N 23/04 ,  G01N 27/02 Z

Fターム (28件)：

2G001AA01 ,  2G001BA11 ,  2G001CA01 ,  2G001DA07 ,  2G001FA06 ,  2G001GA06 ,  2G001HA14 ,  2G001JA08 ,  2G001JA13 ,  2G001KA03 ,  2G001KA05 ,  2G001LA05 ,  2G001MA05 ,  2G001NA11 ,  2G001NA17 ,  2G001NA19 ,  2G001PA11 ,  2G001PA12 ,  2G060AA11 ,  2G060AD05 ,  2G060AE01 ,  2G060AF11 ,  2G060AG03 ,  2G060EA02 ,  2G060EB03 ,  2G060EB06 ,  2G060HC21 ,  2G060KA11

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開平1-272961
  
• 電気的特性値によるゴムの架橋反応進行状態の測定方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-112287   出願人：日本原子力研究所, オイレス工業株式会社
• 積層ゴムの品質管理方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-230427   出願人：株式会社大林組
• 特開昭61-269046
  

引用文献：

審査官引用 (1件)

• “高面圧鉛入積層ゴムの変形挙動 第1報 積層ゴムの断層撮影と特性評価”