特許
J-GLOBAL ID:200903084404854105

自動車の車輪用タイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-178483
公開番号(公開出願番号):特開平5-208604
出願日: 1992年07月06日
公開日(公表日): 1993年08月20日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 騒音の軽減及び排水機能を改良する。【構成】 トレッド模様は、2°乃至20°の範囲の角度でタイヤの円周方向に傾斜させた長手方向傾斜溝7a〜7dを備えており、該溝の両端は相互に軸方向にオフセットさせてある。全ての溝7a〜7dは、同一方向に傾斜させ、又は望ましくは対称に、特に配向性模様に対しタイヤの子午線面m-mに向けて収斂させることが出来る。長手方向溝7a〜7dは、複数の横方向溝8と関係し、その横方向溝8の中央部分はタイヤの円周方向に対し、30°乃至80°の範囲の角度で長手方向溝に対し反対方向に傾斜させる。設定された傾斜角度wにて長手方向溝及び横方向溝を組み合わせることにより、プラグ6を拘束し、該プラグ6はタイヤの接触領域Aにて、略相互に組み合わさる接線方向力を発生させ、これにより、軸方向成分(ドリフト力)が略零値の力を発生させる。
請求項(抜粋):
自動車の車輪用タイヤであって、各々が少なくとも1つの円周方向に延伸不能な環状の補強コアが設けられた2つのビードコアであって、前記タイヤを対応する取り付けリムに組み付ける前記2つのビード内で端末となるトロイダル状の形態の環状カーカスと、半径方向に配置された補強コードを設けられた少なくとも1つのカーカスプライであって、その両端が前記ビード補強用の環状コアの周囲で内側から外側に軸方向に折り返した前記カーカスプライと、前記カーカスに対しクラウン方向に配置された円周方向に延伸不能な環状の補強構造体であって、各層内では相互に平行に配置されかつ隣接する層のコードに対しては互に交叉状態に配置されるようタイヤの円周方向に対して傾斜して配された補強コードを備える、半径方向に重ね合わせた少なくとも2つのゴム引きファブリク層とを備える補強構造体と、前記構造体に対し半径方向に重ね合わせたトレッドバンドであって、複数の長手方向及び横方向溝を備えるレリーフトレッド模様が形成されたトレッドバンドとを備えるタイヤにして、前記長手方向溝の少なくとも2つの溝が、タイヤの円周方向に対し傾斜されてタイヤの接触領域に含められたその伸長部分の一部を備え、該2つの溝の傾斜角度が前記円周方向に対し2°乃至20°の範囲にあり、前記傾斜した長手方向溝が相互に対し軸方向にオフセットさせた両端部を備え、前記傾斜溝と横方向溝との相互交叉部がタイヤの接触領域に対する接線力を発生させるプラグを形成し、該接線力が略相互に組み合わさり、実質的に零の軸方向成分を有する力を発生させるようにしたことを特徴とするタイヤ。
IPC (3件):
B60C 11/11 ,  B60C 11/04 ,  B60C 11/08
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特公昭54-004123
  • 特開昭62-146704
  • 特開昭62-214004
全件表示

前のページに戻る