特許
J-GLOBAL ID:200903084410018149

脂質溶解性酵素の活性の蛍光測定

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-530054
公開番号(公開出願番号):特表平9-501185
出願日: 1995年05月19日
公開日(公表日): 1997年02月04日
要約:
【要約】蛍光測定原理に基づく方法が、動物、野菜および微生物起源のリパーゼ、ならびに特に、血清中で検出可能なリパーゼの活性を測定するために、開発された。本目的のため、アシルまたはアルキル鎖がそのオメガ末端に蛍光団を有しおよび別のアシルまたはアルキル鎖が蛍光クエンチャーを有する蛍光源性トリグリセリドアナログ類を合成した。前記活性測定のため、蛍光源性脂質を、リポゾーム、小胞、ミセルまたはエマルジョンの形態で両親媒性物質で可溶化する。前記蛍光源性基質は、また、そのまま水性溶媒に分配するかまたは有機溶媒に溶解させ前記酵素に供することもできる。本発明は、初めて、蛍光源性トリグリセリドと適切なタンパク質(例えば、アルブミン)との水性媒体中における適切な複合体をリパーゼ分析のための新規基質可溶化形態として記載している。脂質溶解性酵素の活性は、蛍光強度の連続的増加と関連する蛍光源性基質の加水分解によって、測定される。
請求項(抜粋):
一般式 のラセミ体および鏡像体であって、 ここで式中、R1、R2およびR3が、二重結合数が0乃至6個である2個乃至26個のC元素を有するアルキルまたはアルケニル鎖を示し、X、YおよびZが、-S-、-O-、-NH-または-CH2-も示し、A、B、Cが、子光センサーとしての蛍光団を1個含有しかつ別の残基R1、R2またはR3がクエンチャーを含有し、前記の発色性および蛍光源性置換基の全てがその吸収スペクトルが分子光センサーとして使用する前記蛍光団の放出スペクトルと重なり合い、従って、それらは、センサー蛍光団(RETドナー)のための共鳴エネルギー移動(RET)アクセプターとして考えられるクエンチャーであることが可能であることを特徴とするラセミ体および鏡像体。
IPC (3件):
C07C229/18 ,  C09K 11/06 ,  C12Q 1/44
FI (3件):
C07C229/18 ,  C09K 11/06 Z ,  C12Q 1/44

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