特許
J-GLOBAL ID:200903084410560784

異常振動判定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-299911
公開番号(公開出願番号):特開平11-132841
出願日: 1997年10月31日
公開日(公表日): 1999年05月21日
要約:
【要約】【課題】聴感検査と同等レベルで異常振動(音)を的確に捕らえることが重要である。そのためには判定しきい値をどのように設定するかが課題である。【解決手段】モータ等の異常振動(音)判定装置において、異常振動を判定するしきい値電圧波形を振動波形より数百マイクロ秒〜数ミリ秒遅れて、かつ振動波形の実効値の2〜4倍に設定し、振動波形の変化に追従するように構成する。これにより、正常音は動作しないが、衝撃的な異常振動(音)や大きく変動する異常振動(音)を的確に捕まえ、合格/不合格の判定をすることができる。
請求項(抜粋):
振動を電気信号に変換するセンサ、センサの信号を増幅する増幅器、増幅された振動波形のある周波数成分を抽出するフィルタ、前記フィルタの出力波形の絶対値を求める絶対値回路、前記絶対値回路の出力の実効値波形を求める実効値回路、前記実効値回路の出力波形からしきい値電圧波形を求めるしきい値演算回路、前記しきい値演算回路の出力電圧波形と前記絶対値回路の出力波形とを比較する比較器、前記比較器の出力パルスをある一定時間内に数えるカウンタ、前記カウンタの値と設定された数値とを比較し、複数のモードを出力する判定回路から構成される異常振動判別回路において、前記しきい値電圧波形は前記振動波形に数百マイクロ秒〜数ミリ秒遅れかつ振動波形のオーバーオールの値にあるレベル差を持って追従することを特徴とした異常波形判定装置。

前のページに戻る