特許
J-GLOBAL ID:200903084412971935

空気入りタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 苗村 正
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-333903
公開番号(公開出願番号):特開平5-139113
出願日: 1991年11月21日
公開日(公表日): 1993年06月08日
要約:
【要約】【目的】トレッド部の均一性を高め高速耐久性と乗心地性を向上し、かつベルト層に起因する車両の片流れを排除でき操縦安定性を高める。【構成】トレッド部2の内部かつカーカス6の外側に配されるベルト層7は、タイヤ赤道Cに対して同じ向きに傾斜する多数本の第1のベルトコード11を用いた第1のベルトコード群12と、タイヤ赤道Cに対して第1のベルトコード11とは逆の向きにかつ同じ角度で傾斜することにより第1のベルトコード11と交わる多数の交差点Pを有する多数本の第2のベルトコード12を用いた第2のベルトコード群13を有し、前記交差点Pが、前記第1のベルトコード11を第2のベルトコード13の半径方向内方を通す内方通過点P1と、外方を通す外方通過点P2とを有して、前記カーカス6の外側を囲む円筒状に前記第1、第2のベルトコードを編成したネット体15を用いて前記ベルト層7を形成している。
請求項(抜粋):
トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアの周りを折返すカーカスと、トレッド部の内部かつ前記カーカスの半径方向外側を囲むベルト層とを具える空気入りタイヤであって、前記ベルト層は、タイヤ赤道に対して同じ向きにかつ同じ角度で傾斜する多数本の第1のベルトコードを用いた第1のベルトコード群と、タイヤ赤道に対して第1のベルトコードとは逆の向きにかつ同じ角度で傾斜することにより第1のベルトコードと交わる多数の交差点を有する多数本の第2のベルトコードを用いた第2のベルトコード群とからなるとともに、前記交差点が、前記第1のベルトコードを第2のベルトコードの半径方向内方を通す内方通過点と、半径方向外方を通す外方通過点とを有して前記カーカスの外側を囲む円筒状に前記第1、第2のベルトコードを編成したネット体を用いて前記ベルト層を形成したことを特徴とする空気入りタイヤ。

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