特許
J-GLOBAL ID:200903084417824639

イベント回覧処理方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-288057
公開番号(公開出願番号):特開平6-139080
出願日: 1992年10月27日
公開日(公表日): 1994年05月20日
要約:
【要約】【目的】親タスクから子タスクに処理依頼をする際、子タスク制御のための親タスクの負荷を軽減し親タスクネックによるスループットの低下を防止する。【構成】親タスクXから複数の子タスクA,B,Cに処理依頼を行う際、親タスクXから処理依頼イベントブロック1を用い子タスクAに処理依頼を行う。処理依頼イベントブロック1には通知先リスト3が格納されており、子タスクAは業務処理を行った後、通知先リスト3を参照し次の子タスクBに処理依頼を行う。このようにして次々と子タスク間で処理依頼を回していき、最後に子タスクCが親タスクXに処理依頼イベントブロック1を通知する。以上により直列制御の処理依頼が親タスクXから1回のイベントで行える。並列制御の場合は、各子タスクは業務処理の実行前にイベントを次に回し、親タスクXから処理完了調査のイベントを回覧し、各子タスクは処理完了後このイベントを回覧する。
請求項(抜粋):
処理依頼イベントブロックを用いて親タスクから複数の子タスクに対して処理依頼を行う場合に、前記処理依頼イベントブロック中に回覧順を示す通知先リストを設け、親タスクは前記通知先リスト中の先頭の子タスクに処理依頼を行い、処理依頼を受けた子タスクは前記通知先リスト中の次の子タスクに処理依頼を行い、次々と処理依頼イベントブロックを子タスク間で回送し、最後の子タスクが前記処理依頼イベントブロックを親タスクに転送することにより、前記通知リストに記載したすべての子タスクに対して処理依頼を行うことを特徴とするイベント回覧処理方式。

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