特許
J-GLOBAL ID:200903084423603903

超音波イメージング・システムの作動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-000016
公開番号(公開出願番号):特開平10-295694
出願日: 1998年01月05日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】超音波イメージング・システムの軸方向分解能、横方向分解能および被写界深度を改善する。【解決手段】2つ以上の送信波動関数を最適な態様で組み合わせて、個々の波動関数よりも大きい帯域幅および/またはエネルギを持つ合成波形を達成する。この方式は、包絡線検出器に達する前のイメージング・データについて動作するが、信号内の位相情報は維持する。合成送信波設計方式を使用することにより、有効な放出圧力波形は、高感度を持つトランスジューサ帯域幅よりも広い帯域幅を持つ。合成送信波設計方式は、所与の焦点区域内の各々の単一のAラインに対して2つ以上の比較的長い送信波形をファイアリングすることから成る。
請求項(抜粋):
トランスジューサ素子のアレイを持つ超音波イメージング・システムを作動する方法において、第1の期間の間に選択されたトランスジューサ素子を励起することによって、第1の周波数を中心とする第1の周波数スペクトルを持つ第1の送信超音波波形を送信し、該第1の送信超音波波形を所与の焦点に収束させるステップ、前記第1の期間の直後の第2の期間の間に選択されたトランスジューサ素子を励起することによって、前記第1の周波数とは異なる第2の周波数を中心とする第2の周波数スペクトルを持つ第2の送信超音波波形を送信し、該第2の送信超音波波形を前記焦点に収束させるステップ、前記焦点を含む焦点区域内の散乱体によって選択された受信用トランスジューサ素子へ反射されて戻った前記第1の送信超音波波形の部分から導き出した第1の受信超音波波形の第1の複素信号対を形成するステップ、前記焦点区域内の散乱体によって選択された受信用トランスジューサ素子へ反射されて戻った前記第2の送信超音波波形の部分から導き出した第2の受信超音波波形の第2の複素信号対を形成するステップ、前記の両方の波形に対して同じフィルタ伝達関数を使用して、前記第1および第2の複素信号対をフィルタリングするステップ、前記第1および第2の複素信号対を加算して、前記第1および第2の複素信号対のそれぞれの成分の和である成分を持つ第3の複素信号対を形成するステップ、前記第3の複素信号対の包絡線を形成するステップ、並びに前記第3の複素信号対の前記包絡線の関数である画像ベクトルを表示するステップ、を有していることを特徴とする超音波イメージング・システムの作動方法。
IPC (3件):
A61B 8/00 ,  G01N 29/22 502 ,  G01S 15/89
FI (3件):
A61B 8/00 ,  G01N 29/22 502 ,  G01S 15/89 B
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭61-170444

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