特許
J-GLOBAL ID:200903084423850439

有機EL発光装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 静男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-049472
公開番号(公開出願番号):特開平10-247588
出願日: 1997年03月04日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】 例えばX-Yマトリックス型の有機EL表示パネルのように、複数の有機EL素子を発光源として備え、かつ、所定個の有機EL素子に共通な対向電極として対向電極ラインを複数本有している有機EL発光装置においては、前記の対向電極ライン同士を高精細に分離加工するための手段として、従来よりリソグラフィー法や、蒸着法によって対向電極ラインを形成するのに先だって有機EL素子形成用の基板の所定箇所に樹脂製の隔壁を形成するという方法が適用されているが、これらの方法によって個々の有機EL素子の発光特性が高い有機EL発光装置を得ることは困難である。【解決手段】 有機EL素子形成用の基板の所定箇所に複数本の分離溝を形成し、対向電極ラインの材料となる導電材料を基材の所定面上に単に堆積させるだけでも前記の分離溝によって互いに分離された所定本数の対向電極ラインが形成されるようにする。
請求項(抜粋):
基材と、該基材に形成されている複数本の画素電極ラインと、該画素電極ラインそれぞれの上に形成されている有機発光部と、該有機発光部上に形成されている複数本の対向電極ラインとを備え、前記複数本の画素電極ラインの各々は、前記の基材中に形成されている配線バスと、該配線バスによって互いに電気的に接続し得る状態で、かつ、前記の基材の表面に位置するようにして形成されている複数の画素電極とを有し、前記有機発光部は少なくとも前記画素電極それぞれの上に形成されており、前記対向電極ラインの各々は、前記の基材に設けられている分離溝によって互いに分離されており、かつ、前記画素電極ラインの各々とそれぞれ1つの画素電極上で平面視上交差し、前記画素電極と前記対向電極ラインとの平面視上の交差部が有機EL素子として機能する、ことを特徴とする有機EL発光装置。
IPC (3件):
H05B 33/26 ,  G09F 9/30 365 ,  H05B 33/04
FI (3件):
H05B 33/26 ,  G09F 9/30 365 C ,  H05B 33/04
引用特許:
出願人引用 (4件)
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