特許
J-GLOBAL ID:200903084425013321

球面形状の鉄筋コンクリート構造物を構築する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-315110
公開番号(公開出願番号):特開2000-145140
出願日: 1998年11月05日
公開日(公表日): 2000年05月26日
要約:
【要約】【課題】型枠パネルを精度良く建て込んで高精度のコンクリート構造物を構築し、構造物表面を高品質とした球面形状の鉄筋コンクリート構造物を構築する。【解決手段】湾曲した型枠面を有する複数の型枠パネル4を連続して建て込み、型枠パネルの型枠面内に鉄筋を配筋し、型枠面内にコンクリートを打設して球面形状の鉄筋コンクリート製の構造物を構築する。先ず、CADシステムにより、構造物の構築場所の中心位置(基準点)10と所定の位置に建て込まれるべき型枠パネル4の間の距離データを算出して水平レベル毎の型枠パネル配置図を作成する。そして、構築場所に建て込んだ各型枠パネルの型枠面の裏側に、型枠パネルの湾曲形状と同一の曲率で曲げ加工した端太パイプ20を配設し、これら端太パイプで型枠パネルの建て込み状態を保持する。また、基準点に配置した光波トランシット22が測定した水平角に基づいて型枠パネル配置図に記載されている水平レベルの型枠パネルの距離データを参照し、その距離データと実測した距離が異なる場合には、型枠パネルの建て込み位置を矯正する。
請求項(抜粋):
球面状に湾曲した型枠面を有する複数の型枠パネルを水平円周方向及び上下方向に連続して建て込み、それら型枠パネルの型枠面内に鉄筋を配筋し、前記型枠面内にコンクリートを打設して球面形状の鉄筋コンクリート構造物を構築する方法において、CADシステムを使用し、前記鉄筋コンクリート構造物の構築場所の中心位置である基準点と所定の位置に建て込まれるべき各々の型枠パネルの間の距離データを算出して水平レベル毎の型枠パネル配置図を作成する工程と、前記構築場所に建て込んだ各型枠パネルの型枠面の裏側に、当該型枠パネルの湾曲形状と同一の曲率で曲げ加工した端太パイプを配設し、これら端太パイプにより前記型枠パネルの建て込み状態を保持する工程と、前記基準点に光波トランシットを配置し、当該光波トランシットによって測定した水平角に基づいて前記水平レベル毎の型枠パネル配置図に記載されている所定の水平レベルの型枠パネルの距離データを参照し、当該距離データと実測した距離が異なる場合には、前記型枠パネルの建て込み位置を矯正する工程とを備えたことを特徴とする球面形状の鉄筋コンクリート構造物を構築する方法。
IPC (3件):
E04G 11/04 ,  B28B 23/02 ,  E04G 21/00
FI (3件):
E04G 11/04 ,  B28B 23/02 Z ,  E04G 21/00
Fターム (6件):
2E177EA04 ,  4G058GA01 ,  4G058GB02 ,  4G058GC03 ,  4G058GD18 ,  4G058GF06

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