特許
J-GLOBAL ID:200903084427135858

抜止め装置および転がり軸受の取付け構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-256297
公開番号(公開出願番号):特開2003-065310
出願日: 2001年08月27日
公開日(公表日): 2003年03月05日
要約:
【要約】【課題】 近年、車軸用軸受では軸心方向への縮小化が進められているが、従来の取付け構造では外輪部材をナックルに圧入後にナックルの中心穴の車両アウタ側に形成した凹部に嵌着する止め輪を有しているので、その分だけナックルの長さ(幅)が必要であり、設計の自由度を低下させていた。【解決手段】 車軸用軸受1をナックル23の中心穴25に外輪部材2がストッパ26に当接するまで押し込むことで、ナックル23の車両アウタ側B端面と外輪部材2の車両アウタ側B端面とが同一の径方向平面内に位置し、車軸用軸受1は、ストッパ26と、ナックル23の車両アウタ側Bに突出しない抜止め装置27によって軸心4方向への抜止めができ、車軸用軸受1が車両アウタ側Bに抜出るのを防止する止め輪を省略してナックル23の縮小化を図ることができ、もって設計の自由度を向上させることができる。
請求項(抜粋):
支持部材の挿通穴に挿通部材を軸心方向一方から軸心方向他方へ挿通した際に、前記挿通部材が軸心方向一方へ抜出るのを防止するための抜止め装置であって、前記挿通穴の周面または挿通部材の外周面のうちの何れかに、周方向に沿った収納凹部が形成され、この収納凹部の深さよりも高さが高いスプラグが、収納凹部の周方向所定位置に配置され、前記スプラグは、その頂部が収納凹部から突出する起立姿勢と、前記挿通部材を挿通穴に挿通した際に頂部が挿通穴の周面または挿通部材の外周面に押圧されて倒れることで頂部が収納凹部に収納される傾倒姿勢とに切替え可能に設けられ、前記収納凹部内に、スプラグを起立姿勢に付勢するためのばねが設けられたことを特徴とする抜止め装置。
IPC (3件):
F16B 21/16 ,  B62D 7/18 ,  F16C 35/077
FI (3件):
F16B 21/16 B ,  B62D 7/18 Z ,  F16C 35/077
Fターム (14件):
3D034BC26 ,  3J017AA01 ,  3J017BA10 ,  3J017CA04 ,  3J017CA06 ,  3J017DA01 ,  3J017DB04 ,  3J017DB05 ,  3J037AA08 ,  3J037BA01 ,  3J037BB01 ,  3J037BB03 ,  3J037JA02 ,  3J037JA12

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