特許
J-GLOBAL ID:200903084433438862

ライザー引張り構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-541400
公開番号(公開出願番号):特表2002-510003
出願日: 1999年03月23日
公開日(公表日): 2002年04月02日
要約:
【要約】本発明は、ライザー及び/又はテンドン構造を備えた船(1)に関する。アーム又はデッキ構造(15)のようなコネクターが、ケーブル(12、13)又は船上の旋回アームにより吊られる。コネクターは、海底構造から水面(5)の上方に伸びている2個以上のライザー(3、4)及び/又はテンドンを担持する。ケーブル又は旋回アームの自由端に重り(16、17)が取り付けられ、ライザー(3、4)に、船の縦揺れ、横揺れ及び上下動と実質的に絶縁された張力を加える。本発明による船の一実施例は、引張り部材の自由端が水面(5)下に置かれるように船の船体(23)の外側、又は船の井筒の中を伸びることを特徴とする。これにより、船の縦揺れ、横揺れ又は上下動の際の重りの運動が制限され、更に生産用又は処理用の設備に利用できる船の追加の空間が作られる。一実施例においては、コネクターは、ケーブル(12)、及び2個の間隔を空けられた取付けアーム(21、22)に支持された綱車(19、20)によりデッキの高さより上方に支持される。船又ははしけに重り案内部材を設けることができ、或いは重り(16、17)の横方向運動を防ぎかつライザーへの損傷を防ぐためにライザー自体で重り案内部材を形成することができる。その他の実施例は、海底に連結された引張り部材として柔軟なラインを備える。重りの運動を更に減らすために、ケーブル又は旋回アームを、船の中心線の引張り用重りの側とは反対の側でコネクターに取り付けることができる。
請求項(抜粋):
間隔の空けられた少なくも2個の取付け点(19、20)及び一方の端部により海底に取り付けられ他方の端部によりコネクター(15)に取り付けられた2個以上のライザー又はテンドン(3、4)を担持しているコネクター(15)を有するライザー又はテンドン引張り構造を備え、コネクター(15)は取付け点(19、20)に可動に連結された少なくも2個の吊り下げ部材(12、13)により取付け点から吊り下げられ、吊り下げ部材(12、13)はライザー又はテンドンに引張り力を作用させるために第1の端部によりコネクター(15)の関係の位置に取り付けられかつそれらの第2の端部により関係の引張り部材(16、17)に取り付けられた船(1)であって、引張り部材(16、17)が少なくも実質的に水面下に置かれるように船の船体(23)の外側又は船の井筒(28)を通って伸びることを特徴とする船(1)。
IPC (2件):
E21B 19/00 ,  E21B 7/128
FI (2件):
E21B 19/00 ,  E21B 7/128

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