特許
J-GLOBAL ID:200903084436236888

現在位置算出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-143669
公開番号(公開出願番号):特開平8-334366
出願日: 1995年06月09日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】【目的】GPSとマップマッチングを併用するハイブリッドな現在位置算出装置において、車両が高速道路のサービスエリア或いはパーキングエリアに進入した場合に、マップマッチングを行うことに伴う現在位置算出の誤動作を防止する。【構成】マイクロプロセッサ24は、車両の推定された現在位置と道路データとに基づき、車両が高速道路の本線からサービスエリアまたはパーキングエリアへ進入したか否かを判定し、少なくとも該サービスエリアまたはパーキングエリアへ進入してから本線に戻るまでの間、マップマッチング手段のマップマッチング機能を抑止する。また、少なくとも該マップマッチング機能の抑止中を含む間はGPS受信機29が算出した現在位置が現在位置として算出されるのも抑止し、前記現在位置としてマップマッチングを行う前の仮想現在位置を用いるようにする。
請求項(抜粋):
車両に搭載され、該車両の現在位置を算出する現在位置算出装置であって、衛星より受信する電波に基づいて現在位置を算出する衛星利用現在位置算出手段と、少なくとも、一般道路か高速道路かを示すデータを備えた道路データを含む、道路地図を表わす地図データを記憶する手段と、車両の進行方位を検出する方位検出手段と、車両の走行距離を算出する距離算出手段と、前記方位検出手段により検出された前記進行方位と、前記距離算出手段により算出された前記走行距離とに基づき仮想現在位置を求め、該仮想現在位置と前記地図データに含まれる前記道路データとを比較し、現在位置としての信頼度が仮想現在位置の現在位置としての信頼度より高い道路上の位置が存在する場合には、最も信頼度の高い道路上の位置を現在位置として推定し、現在位置としての信頼度が仮想現在位置の現在位置としての信頼度より高い道路上の位置が存在しない場合には、前記仮想現在位置を現在位置として推定するマップマッチング手段と、前記マップマッチング手段によって推定された現在位置と、衛星利用現在位置算出手段が算出した現在位置とのうちの一方を、所定の基準に従って選択し、最終的な現在位置として決定する現在位置決定手段と、前記推定された現在位置と前記道路データとに基づき、車両が高速道路の本線からサービスエリアまたはパーキングエリアへ進入したか否かと、車両がサービスエリアまたはパーキングエリアから本線に戻ったか否かとを判定するエリア判定手段とを備え、前記所定の基準は、前記マップマッチング手段によって仮想現在位置が現在位置として推定されている場合に、他の場合に比べ、衛星利用現在位置算出手段が算出した現在位置が、最終的な現在位置として決定され易くなるよう定められた基準であり、前記マップマッチング手段は、前記サービスエリアまたはパーキングエリアへ進入してから本線に戻るまでの間は、無条件に、前記仮想現在位置を前記現在位置として推定し、前記現在位置決定手段は、少なくとも前記サービスエリアまたはパーキングエリアへ進入してから本線に戻るまでの間を含む間は、無条件に、前記マップマッチング手段によって推定された現在位置を、最終的な現在位置として決定することを特徴とする現在位置算出装置。
IPC (4件):
G01C 21/00 ,  G01S 5/02 ,  G08G 1/0969 ,  G09B 29/10
FI (4件):
G01C 21/00 E ,  G01S 5/02 A ,  G08G 1/0969 ,  G09B 29/10 A
引用特許:
出願人引用 (2件)

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