特許
J-GLOBAL ID:200903084437270508

熱可塑性樹脂成形体及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-136100
公開番号(公開出願番号):特開平9-316292
出願日: 1996年05月30日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】【課題】 経済的に有利なプロセスにて耐薬品性に優れたABS系樹脂成形体を得ること。【解決手段】 ABS系樹脂と直接成形可能な特定のアクリル系ゴム状重合体含有樹脂とすることによって、ABS系樹脂と直接成形して得られる成形体は優れた耐薬品性を有するものとなる。
請求項(抜粋):
下記のアクリル系ゴム状重合体含有樹脂(I)5〜40重量%と、ABS系樹脂(II)60〜95重量%とを成形機に供給し成形して得られた熱可塑性樹脂成形体。アクリル系ゴム状重合体含有樹脂(I)は、ビニル系樹脂含有アクリル系ゴム状重合体(A)50〜100重量%とビニル共重合体(B)0〜50重量%とからなるものである。さらに、ビニル系樹脂含有アクリル系ゴム状重合体(A)は、構成単量体単位中にカルボキシル基または水酸基を有する単量体単位を0.05〜10重量%含むアクリル系ゴム状重合体(イ)100重量部の存在下で、1種以上のビニル系単量体(ロ)50〜200重量部を重合することにより得られる重合体である。そしてビニル共重合体(B)は、芳香族ビニル単量体単位50〜80重量%とシアン化ビニル単量体単位20〜50重量%およびこれらと共重合可能なビニル単量体単位0〜30重量%とからなる重合体である。
IPC (3件):
C08L 55/02 LME ,  C08L 55/02 ,  C08L 51:04

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