特許

J-GLOBAL ID：200903084455985760

固体高分子型燃料電池用炭素質セパレータ部材及びその製造方法

発明者： 稲田 一郎 ,  佐藤 弥
出願人/特許権者： 東海カーボン株式会社
代理人 (1件)： 福田 保夫 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-208993
公開番号（公開出願番号）：特開2000-040517
出願日： 1998年07月24日
公開日（公表日）： 2000年02月08日
要約：

【要約】【課題】 材質性状の等方性が高く、特に電気比抵抗及びその異方性が小さく、またガス不透過性にも優れ、固体高分子型燃料電池用の炭素質セパレータとして好適な部材及びその製造方法を提供する。【解決手段】人造黒鉛粉と天然黒鉛粉とが重量比で80:20 〜60:40 の割合で混合された黒鉛粉末100 重量部と熱硬化性樹脂10〜25重量部とからなり、人造黒鉛粉の平均粒子径Aが50μm 以下、天然黒鉛粉の平均粒子径BがA×(1/5〜1/10) であり、面方向の電気比抵抗が0.02Ωcm以下、電気比抵抗の異方比(厚さ/面)が2以下、ガス透過率が10-6cc/cm2・min 以下の特性を有する板状成形体から形成した炭素質セパレータ部材。その製造方法は、平均粒子径Aが50μm 以下の人造黒鉛粉と平均粒子径BがA×(1/5〜1/10) の天然黒鉛粉とを80:20 〜60:40 の重量比で混合し、混合した黒鉛粉末100 重量部に熱硬化性樹脂を10〜25重量部の量比で配合、混練したのち解砕し、篩い分けして粒径2mm 以下の解砕粒を熱圧モールド法により板状体に成形し、加熱硬化する。

請求項（抜粋）：

人造黒鉛粉と天然黒鉛粉とが重量比で80:20〜60:40の割合で混合された黒鉛粉末100重量部と熱硬化性樹脂10〜25重量部とからなり、人造黒鉛粉の平均粒子径Aが50μm 以下、天然黒鉛粉の平均粒子径BがA×(1/5〜1/10)であり、面方向の電気比抵抗が0.02Ωcm以下、電気比抵抗の異方比(厚さ方向/面方向)が2以下、ガス透過率が10-6cc/cm2・min 以下の特性を有する板状成形体から形成したことを特徴とする固体高分子型燃料電池用炭素質セパレータ部材。

IPC (5件)：

H01M 8/02 ,  C08K 3/04 ,  C08L101/00 ,  H01M 8/10 ,  C01B 31/04 101

FI (5件)：

H01M 8/02 B ,  C08K 3/04 ,  C08L101/00 ,  H01M 8/10 ,  C01B 31/04 101 Z

Fターム (22件)：

4G046EA03 ,  4G046EA05 ,  4G046EC03 ,  4G046EC05 ,  4G046EC06 ,  4G046EC08 ,  4J002AA021 ,  4J002CC031 ,  4J002DA026 ,  4J002GQ00 ,  5H026AA06 ,  5H026BB00 ,  5H026BB01 ,  5H026BB02 ,  5H026BB08 ,  5H026EE06 ,  5H026EE18 ,  5H026HH00 ,  5H026HH01 ,  5H026HH05 ,  5H026HH06 ,  5H026HH08