特許
J-GLOBAL ID:200903084456064978

昇降式ブレーキテスタを組み込んだ複合型車検装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯野 道造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-089328
公開番号(公開出願番号):特開平9-281009
出願日: 1996年04月11日
公開日(公表日): 1997年10月31日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】サイドスリップテスタのサイドスリップローラの駆動源をブレーキテスタのブレーキローラと共用させることにより制御機構の簡素化と、装置自体の小型化およびコストダウンを図る。【解決手段】ブレーキテスタ部10は、左右一対のブレーキローラ10と、ブレーキローラを駆動する駆動モータMと、ブレーキローラと駆動モータを格納するベース部11と、ベース部の昇降を自在とする昇降機構とからなり、制動力を測定する際には前記駆動モータの作動によりブレーキローラ10を回動させて制動力の検出を行うとともに、サイドスリップテスタ部20のサイドスリップ量の測定に際しては、前記昇降機構の上昇作用によりブレーキローラを測定車輪Tに当接させ、左右の測定車輪を回転させて自走状態とすることによりサイドスリップ量の検出を図る。
請求項(抜粋):
フレーム部材に組み込まれ、車両に取付けられた速度指示計の誤差の測定を行うためのスピードメータテスタ部と、車両の制動力の測定を行うためのブレーキテスタ部と、規定距離内を通過する際の車両の横滑り量の測定を行うためのサイドスリップテスタ部とからなる複合型車検装置において、前記サイドスリップテスタ部は、測定対象車両の測定車輪をその円周面上に載置する左右一対のサイドスリップローラと、左右一対のサイドスリップローラを載置する左右各々のベース部と、この左右各々のベース部が水平方向にその摺動を自在とするとともに、前記左右各々のフリーローラ部を連結部材により連結することにより測定対象車両の左右の車輪の横滑り量を検出するサイドスリップ量検出手段と、前記左右各々のベース部を載置するとともに、この左右のベース部を昇降自在とするリフト機構を配備する基底部とからなり、前記ブレーキテスタは測定対象車両の制動力の検出を行うための左右一対のブレーキローラと、この左右一対のブレーキローラを回動駆動する駆動モータと、前記左右一対のブレーキローラと駆動モータを格納するベース部と、このベース部の昇降を自在とする昇降機構とからなり、測定対象車両の制動力を測定する際には前記駆動モータの作動によりブレーキローラを回動させて制動力の検出を行うとともに、サイドスリップ量の検出に際しては、前記昇降機構の上昇作用によりブレーキローラを測定対象車両の左右の測定対象車輪に当接させ、前記駆動モータの作動に伴い左右の測定車輪を回転させて走行状態とすることによりサイドスリップ量の検出を図る機構とすることを特徴とする、昇降式ブレーキテスタを組み込んだ複合型車検装置。
IPC (2件):
G01M 17/06 ,  G01M 17/007
FI (2件):
G01M 17/06 ,  G01M 17/00 E

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