特許
J-GLOBAL ID:200903084456729422

注射可能なリポソーム分散体の製造のための方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-172639
公開番号(公開出願番号):特開平5-070342
出願日: 1991年07月12日
公開日(公表日): 1993年03月23日
要約:
【要約】【目的】 本発明は注射可能なリポソーム分散体の製造のための新規な、好都合な方法に関する。【構成】 投与されるリン脂質成分及び活性成分は、濃酢酸中に溶解され、該溶液は中和され、そしてこの直接投与される注射溶液は分散体となる。
請求項(抜粋):
注射可能なリポソーム分散体であって、以下のもの:a)以下の式のリン脂質【化1】(ここでR1 はC10-20 のアシル、R2 は水素又はC10-20 のアシル、Ra ,Rb、及びRcは水素又はC1-4 のアルキル、そしてnは1から4の整数である);b)更に任意的に混合される、以下の式のリン脂質【化2】(ここでR3 はC10-20 のアシル、R4 は水素又はC10-20 のアシル、そしてR5 は水素、C1-4 のアルキル、カルボキシにより置換されたC1-5のアルキル、ヒドロキシにより置換されたC2-5 のアルキル、カルボキシ及びヒドロキシにより置換されたC2-5 のアルキル、又はカルボキシ及びアミノにより置換されたC2-5 のアルキルである);c)注射されるべき活性成分又は活性成分の組合せ;並びに、d)医薬として許容されるキャリアー液及び任意的に注射調製品のために適切な更なる添加物;を含んで成るものの製造方法であって、濃酢酸中の該成分a)とc)、又はa)とb)とc)の溶液もしくは懸濁物を該キャリアー液d)の中に分散し、そしてこの得られた分散体を生理学的に許容されるpHにし、そして任意的に注射調製品のために適する添加物を加え、そして任意的に目的の粒径範囲を有するリポソーム画分を分離することを特徴とする方法。
IPC (2件):
A61K 9/127 ,  A61K 47/24

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