特許
J-GLOBAL ID:200903084457442445

微生物センサー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丸岡 政彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-086227
公開番号(公開出願番号):特開平5-252994
出願日: 1992年03月10日
公開日(公表日): 1993年10月05日
要約:
【要約】【目的】 硫酸イオンを簡便な操作で低濃度まで測定することができる微生物センサーの提供。【構成】 まず、固定化微生物としてチオバチルスフェロオキシダンスE-15株を、シルバーマン等の9K液体培地に接種し、30°Cにおいて3日間振とう培養し、この培地を低速で遠心分離した後、 8000rpmで10分間遠心分離を行い菌体を集める。次に、集めた菌体をpH 2に調製した希硫酸で1回、4°Cにおいて5mMグリシン-塩酸緩衝液(pH 2.7)で2回洗浄を行った後、得られた菌体懸濁液をニトロセルロースフィルターによって吸引濾過し、菌の付着したフィルターを固定化微生物膜8とする。次いで、この固定化微生物膜8を、 200メッシュのナイロン網9で包囲して、ガス透過テフロン膜6が装着された酸素電極1の先端部にOリング7で固定して微生物電極を作製し、この微生物電極に5KΩの抵抗3を並列に接続し、これを記録計2と接続する。
請求項(抜粋):
チオバチルスフェロオキシダンスを固定化した膜と酸素電極とから構成され、塩化第一鉄を含む緩衝液中において、硫酸イオンに依存したチオバチルスフェロオキシダンスによる第一鉄イオンの酸化反応を進行させ、この反応に伴い変化する酸素量を検知することにより、該緩衝液中における硫酸イオンの濃度を測定することを特徴とする微生物センサー。
IPC (4件):
C12Q 1/02 ,  C12Q 1/00 ,  G01N 27/327 ,  G01N 27/49
FI (2件):
G01N 27/30 355 ,  G01N 27/46 306

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