特許
J-GLOBAL ID:200903084458684175

超音波流速測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 久義 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-263503
公開番号(公開出願番号):特開2002-071410
出願日: 2000年08月31日
公開日(公表日): 2002年03月08日
要約:
【要約】【課題】 超音波の伝搬時間を精度良く求めることができる超音波の流速測定方法の提供を課題とする。【解決手段】 超音波振動子2から超音波を送信すると同時に、一定周期T0のクロック波Lを別途出力する。クロック波Lのうち、受信タイミング特定用波Nが出力された後であって、かつ前記受信波W1がゼロクロスする時点A2において、再び超音波振動子2から超音波を送信する。受信波W2のゼロクロス時点A2から、その直後のクロック波の出力時点(N+1)までのずれ時間τ1を求め、該ずれ時間τ1に基づいて、次の受信波の受信タイミングを特定するための受信タイミング特定用波(N-ΔN)を算出する。この超音波の送受信を繰り返し、式[1]により超音波の伝搬時間tを求める。
請求項(抜粋):
超音波流速測定管を流れる計測流体の上流側と下流側にそれぞれ超音波振動子が配置され、前記各超音波振動子から相互に超音波を送信するとともに、送信された超音波を相互に受信し、それら超音波の伝搬時間の差に基づいて流速を測定する超音波流速測定方法において、送信側の超音波振動子から超音波を送信すると同時に、一定周期T0のクロック波を別途出力し、送信された超音波を受信側の超音波振動子で受信したあと、前記クロック波のうち、受信側の超音波振動子から出力される受信波の受信タイミングを特定するための受信タイミング特定用波Nが出力された後であって、かつ前記受信波がゼロクロスする時点において、再び送信側の超音波振動子から超音波を送信するとともに、前記受信波がゼロクロスする時点から、その直後にクロック波が出力される時点までのずれ時間τnを求め、該ずれ時間τnに基づいて、次に受信側の超音波振動子から出力される受信波の受信タイミングを特定するための受信タイミング特定用波(N-ΔN)を算出し、該受信タイミング特定用波(N-ΔN)が出力された後であって、かつ次の前記受信波がゼロクロスする時点において、再び送信側の超音波振動子から超音波を送信し、このような超音波の送受信を連続して所定回数nだけ行い、下式[1]により超音波の伝搬時間tを求めることを特徴とする超音波流速測定方法。t={n×(N+1)×T0n}/n・・・[1]t:超音波の伝搬時間n:超音波の送信回数N:最初の受信タイミング特定用波が出力されるまでのクロック波の波数T0:クロック波の周期τn:n個目の受信波のゼロクロス時点からその直後のクロック波の出力時点までのずれ時間
Fターム (3件):
2F035DA16 ,  2F035DA22 ,  2F035DA23

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