特許
J-GLOBAL ID:200903084463247239

住宅用基礎形成部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川成 靖夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-227548
公開番号(公開出願番号):特開平10-054042
出願日: 1996年08月09日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【課題】 従来のものは、フーチング部とフーチング部の上面中央部に突設された布基礎から構成されているが、現場での組立作業を不自然な姿勢で行わなければならないなどの問題があった。【解決手段】 I型部材単体2、L型部材単体3、クロス型部材単体4、T型部材単体5から構成され、これら部材単体は、フーチング部と、フーチング部の上面中央部に突設された布基礎対応部からなり、布基礎対応部の外方端面には外方に向け開口している略縦割円筒状のくぼみ部が形成され、略縦割円筒状のくぼみ部の上方部分は縦割円筒状に構成され、略縦割円筒状のくぼみ部の下方部分は縦割円錐台の筒状に構成され、フーチング部の上面外方端部には連結部が設けられている。
請求項(抜粋):
下記の条件を有するI型部材単体(2)、L型部材単体(3)、クロス型部材単体(4)、T型部材単体(5)から構成されていることを特徴とする住宅用基礎形成部材。A.I型部材単体(2)は、平面I状に構成されたフーチング部(2A)と、このフーチング部の上面中央部に突設された布基礎対応部(2B)とからなり、布基礎対応部(2B)の外方端面には外方に向け開口している略縦割円筒状のくぼみ部(2C)が形成され、この略縦割円筒状のくぼみ部の上方部分(2C1)は縦割円筒状に構成され、また、略縦割円筒状のくぼみ部の下方部分(2C2)は縦割円錐台の筒状に構成され、フーチング部(2A)の上面外方端部には連結部(2D)が設けられ、この連結部(2D)は当該上面外方端部に形成した上方面と外方面が開口している立方体状のくぼみ(2D1)と、このくぼみの底に起立させたボルト(2D2)から構成され、さらに、I型部材単体(2,2)の連結は、連結部(2D,2D)を隣接する状態にし、これら連結部(2D,2D)内に平面長方形の鉄板(6A)の両端部分にボルト(2D2)が貫入されるボルト穴(6B,6B)が開設されている連結鉄板(6)を挿入して連結されていると共に、布基礎対応部(2B)の上面には所定間隔をもって鉄筋(2E)が植設されていること。B.L型部材単体(3)は、平面L状に構成されたフーチング部(3A)と、このフーチング部の上面中央部に突設された布基礎対応部(3B)とからなり、この布基礎対応部(3B)の外方端面には外方に向け開口している略縦割円筒状のくぼみ部(3C)が形成され、この略縦割円筒状のくぼみ部の上方部分(3C1)は縦割円筒状に構成され、また、略縦割円筒状のくぼみ部の下方部分(3C2)は縦割円錐台の筒状に構成され、フーチング部(3A)の上面外方端部には連結部(3D)が設けられ、この連結部(3D)は当該上面外方端部に形成した上方面と外方面が開口している立方体状のくぼみ(3D1)と、このくぼみの底に起立させたボルト(3D2)から構成され、さらに、L型部材単体(3,3)の連結は、連結部(3D,3D)を隣接する状態にし、これら連結部(3D,3D)内に平面長方形の鉄板(6A)の両端部分にボルト(3D2)が貫入されるボルト穴(6B,6B)が開設されている連結鉄板(6)を挿入して連結されていると共に、布基礎対応部(3B)の上面には所定間隔をもって鉄筋(3E)が植設されていること。C.クロス型部材単体(4)は、平面+状に構成されたフーチング部(4A)と、このフーチング部の上面中央部に突設された布基礎対応部(4B)とからなり、この布基礎対応部(4B)の外方端面には外方に向け開口している略縦割円筒状のくぼみ部(4C)が形成され、この略縦割円筒状のくぼみ部の上方部分(4C1)は縦割円筒状に構成され、また、略縦割円筒状のくぼみ部の下方部分(4C2)は縦割円錐台の筒状に構成され、フーチング部(4A)の上面外方端部には連結部(4D)が設けられ、この連結部(4D)は当該上面外方端部に形成した上方面と外方面が開口している立方体状のくぼみ(4D1)と、このくぼみの底に起立させたボルト(4D2)から構成され、さらに、クロス型部材単体(4,4)の連結は、連結部(4D,4D)を隣接する状態にし、これら連結部(4D,4D)内に平面長方形の鉄板(6A)の両端部分にボルト(4D2)が貫入されるボルト穴(6B,6B)が開設されている連結鉄板(6)を挿入して連結されていると共に、布基礎対応部(4B)の上面には所定間隔をもって鉄筋(4E)が植設されていること。D.T型部材単体(5)は、平面T状に構成されたフーチング部(5A)と、このフーチング部の上面中央部に突設された布基礎対応部(5B)とからなり、この布基礎対応部(5B)の外方端面には外方に向け開口している略縦割円筒状のくぼみ部(5C)が形成され、かつこの略縦割円筒状のくぼみ部の上方部分(5C1)は縦割円筒状に構成され、また、略縦割円筒状のくぼみ部の下方部分(5C2)は縦割円錐台の筒状に構成され、フーチング部(5A)の上面外方端部には連結部(5D)が設けられ、この連結部(5D)は当該上面外方端部に形成した上方面と外方面が開口している立方体状のくぼみ(5D1)と、このくぼみの底に起立させたボルト(5D2)から構成され、さらに、T型部材単体(5,5)の連結は、連結部(5D,5D)を隣接する状態にし、これら連結部(5D,5D)内に平面長方形の鉄板(6A)の両端部分にボルト(5D2)が貫入されるボルト穴(6B,6B)が開設されている連結鉄板(6)を挿入して連結されていると共に、布基礎対応部(5B)の上面には所定間隔をもって鉄筋(5E)が植設されていること。
IPC (2件):
E02D 27/01 101 ,  E02D 27/00
FI (2件):
E02D 27/01 101 D ,  E02D 27/00 A

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