特許
J-GLOBAL ID:200903084468811701

粘土層間架橋多孔体の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 越川 隆夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-205346
公開番号(公開出願番号):特開平9-030813
出願日: 1995年07月18日
公開日(公表日): 1997年02月04日
要約:
【要約】【目的】 製造時の濾過、洗浄が容易で撹拌時の発泡が少なく、熱的安定性を有し大きな比表面積を持ち均一性のある細孔構造の多孔体を得ることができる粘土層間架橋多孔体の製造法を提供する。【構成】 スメクタイト型粘土鉱物の結晶構造層間をアルミナ質ピラーにより架橋して得られる粘土層間架橋多孔体の製造法であって、ピラー前駆体となる水酸化アルミニウムポリカチオンを、水溶液中であらかじめイオン当量未満のアニオン性有機化合物と結合させ、カチオン性無機有機複合体ゾルを形成させるゾル化工程と、該複合体ゾルと膨潤性スメクタイトとを接触させることにより、スメクタイトのシリケート層間にカチオン性無機有機複合体が層間挿入された層間化合物を形成させるインターカレーション工程と、該層間化合物を濾過・洗浄したのち乾燥し、加熱処理してアルミナ質ピラーを形成させるとともに有機物を分解除去してシリケート層間に細孔を形成する多孔化工程を含む。
請求項(抜粋):
スメクタイト型粘土鉱物の結晶構造層間をアルミナ質ピラーにより架橋して得られる粘土層間架橋多孔体の製造法であって、ピラー前駆体となる水酸化アルミニウムポリカチオンを、水溶液中であらかじめイオン当量未満のアニオン性有機化合物と結合させ、カチオン性無機有機複合体ゾルを形成させるゾル化工程と、該カチオン性無機有機複合体ゾルと膨潤性スメクタイトとを接触させることにより、スメクタイトのシリケート層間にカチオン性無機有機複合体が層間挿入された層間化合物を形成させるインターカレーション工程と、該層間化合物を濾過・洗浄したのち乾燥し、加熱処理してアルミナ質ピラーを形成させるとともに有機物を分解除去してシリケート層間に細孔を形成させる多孔化工程、を含むことを特徴とする製造法。
IPC (3件):
C01B 33/44 ,  B01J 20/12 ,  B01J 21/16
FI (3件):
C01B 33/44 ,  B01J 20/12 B ,  B01J 21/16 M

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