特許
J-GLOBAL ID:200903084471960920

送電線路の故障区間標定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-171323
公開番号(公開出願番号):特開平8-036017
出願日: 1994年07月22日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】【目的】 電圧センサを必要とせず、かつ実際に故障が発生したときのみ故障区間を標定できる送電線路の故障区間標定装置を提供する。【構成】 中央装置3は、電流センサ34,35および故障検出装置1,2によって検出された故障時の零相電流の値I0A,I0Bおよびその位相φ0A0Bならびに検出時刻t0A,t0Bを記憶する。また、中央装置3は、リレー61が送電線路33への電流の供給を遮断した故障発生時刻t0 を記憶し、時刻t0 に近い検出時刻t0A,t0Bを含む検出データd0A,d0Bを取出して故障区間を標定する。
請求項(抜粋):
上流側変電所と下流側変電所の間の送電線路を複数の区間に分割する複数の地点にそれぞれ設けられ、その地点の零相電流の値およびその位相を検出する複数の零相電流検出手段と、それぞれが前記零相電流検出手段に対応して設けられ、その零相電流検出手段によって検出された零相電流の値が所定のしきい値を超えたことに応じて、その零相電流の値およびその位相ならびに検出時刻を含む検出データを記憶する複数の記憶手段と、前記上流側変電所に設けられ、前記送電線路に故障電流が流れたことに応じて故障発生信号を出力する故障発生報知手段と、前記故障発生報知手段が前記故障発生信号を出力した故障発生時刻を記憶し、前記複数の記憶手段に記憶された検出データを検索して前記故障発生時刻との時間差が所定の範囲内にある検出時刻を含む検出データを取出し、その検出データから故障が発生した区間を標定する演算処理手段とを備えたことを特徴とする、送電線路の故障区間標定装置。
IPC (3件):
G01R 31/08 ,  H02H 3/34 ,  H02H 7/26

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