特許
J-GLOBAL ID:200903084472581044

移動通信方法、基地局および移動局

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川▲崎▼ 研二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-166139
公開番号(公開出願番号):特開平10-013920
出願日: 1996年06月26日
公開日(公表日): 1998年01月16日
要約:
【要約】【課題】 受信機を1系統しか持たない移動局が複数の移動通信システムの無線ゾーンが互いに重なり合う領域に在圏している場合に各システムのサービスに対して同時待ち受けを行うことを可能とする。【解決手段】 移動通信システムA,Bに属する基地局a,bによって形成される無線ゾーンZa,Zbが互いに重複する場合に、この重複領域に在圏した移動局cが、所定時間毎に受信周波数を切り換え、各基地局a,bから送信される異なる送信周波数の無線信号を各々受信し、これによってシステムA,Bに対する待ち受け動作を行う移動通信方法において、基地局bは、基地局aが送信する下り無線信号を受信して、その送信タイミングを検出し、さらにこの検出結果に基づき自局の下り無線信号に含まれる制御信号の送信期間が基地局aによる制御信号の送信期間と重複しないよう自局の送信タイミングを制御するようにした。
請求項(抜粋):
同一の時分割多重無線方式を採用する、異なる移動通信システムに属する複数の基地局によって形成される無線ゾーンが互いに重複する場合に、当該重複する領域に在圏した移動局が、所定時間毎に受信周波数を切り換え、各基地局から送信される異なる送信周波数の無線信号を各々受信し、これによって前記複数のシステムに対する待ち受け動作を行う移動通信方法であって、前記重複する無線ゾーンのいずれかを形成する第1の基地局は、重複する他の無線ゾーンを形成する第2の基地局が送信する下り無線信号を受信して、その送信タイミングを検出し、さらにこの検出結果に基づき自局の下り無線信号に含まれる制御信号の送信期間が前記第2の基地局による制御信号の送信期間と重複しないよう自局の送信タイミングを制御することを特徴とする移動通信方法。

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