特許
J-GLOBAL ID:200903084478182290

ファイル名/ディレクトリ名拡張方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河原 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-199270
公開番号(公開出願番号):特開平6-019763
出願日: 1992年07月02日
公開日(公表日): 1994年01月28日
要約:
【要約】【目的】 ファイルシステムを変更することなく、ファイルシステムによって制限している長さ以上のファイル名およびディレクトリ名を使用可能とする。【構成】 前処理部11,21は、仮想パス名を実パス名に変換し、コマンド20に引き渡す。ファイルおよびディレクトリの作成の操作の際は、実パス名に対応する必要な実パスディレクトリを作成する。また、ファイルおよびディレクトリへの書込みの操作の際は、実パス名に対応する実パスディレクトリと実ファイルおよび実ディレクトリとが存在するかどうかを確認し、存在しない場合は実パス名に対応する必要な実パスディレクトリと実ファイルおよび実ディレクトリとを作成する。後処理部12,22は、コマンド20から出力される実パス名を仮想パス名に変換する。ファイルおよびディレクトリの削除の操作の際は、実パス名に対応する不要となった実パスディレクトリの削除を行う。
請求項(抜粋):
ディレクトリが階層的な木構造をとり、木構造内のファイルの位置をディレクトリの階層構造を表現するパス名で指定するファイルシステムにおいて、長さがファイルシステムでの制限を越える仮想的なファイル名およびディレクトリ名を先頭から分割し、分割した最後の文字列を実際のファイル名およびディレクトリ名とし、残りの文字列を仮のディレクトリ名とし、分割して得た実際のファイル名およびディレクトリ名と仮のディレクトリ名とを分割した順にディレクトリの階層が深くなる階層構造を表現するパス名に変換する手段と、仮想的なファイル名およびディレクトリ名を分割して得たパス名中の仮のディレクトリ名であることを示す情報を仮想的なファイル名およびディレクトリ名を分割して得たパス名中に仮のディレクトリ名中に含む手段と、仮想的なファイル名およびディレクトリ名を分割して得たパス名中の仮のディレクトリ名であることを示す情報を用いて仮想的なファイル名およびディレクトリ名を分割して得たパス名中の仮のディレクトリ名と仮のディレクトリ名下の実際のファイル名およびディレクトリ名とを連結し仮想的なファイル名およびディレクトリ名を復元する手段と、仮想的なファイル名およびディレクトリ名の参照に際し仮想的なファイル名およびディレクトリ名を分割して得たパス名に対応するパス名中の仮のディレクトリと仮のディレクトリ下の実際のファイルおよびディレクトリとを必要に応じて作成および削除する手段とを有することを特徴とするファイル名/ディレクトリ名拡張方式。

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