特許
J-GLOBAL ID:200903084487154614

炭素繊維束前駆体の耐炎化方法及び耐炎化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-248773
公開番号(公開出願番号):特開2001-073232
出願日: 1999年09月02日
公開日(公表日): 2001年03月21日
要約:
【要約】【課題】耐炎化処理工程での単繊維間での処理斑を無くすと共に、毛羽や糸の損傷を阻止できる炭素繊維束前駆体の耐炎化方法及び耐炎化装置を提供する。【解決手段】多数の炭素繊維束前駆体(f) がシート状に引き揃えられ、第1及び第2チャンバー(11a,11b) に仕切られた熱処理室(11)の外部に配された複数の溝付きロール(12,13) に掛け回され、前記熱処理室(11)内を多段に走行している。前記溝付きロール(12,13) の径は耐炎化度に応じて設定されており、耐炎化度の低い上流側の第1チャンバー(11a) 外部の前記溝付きロール(12)は大径で、その溝は平底形状である。耐炎化度の高い下流側の第2チャンバー(11b) 外部の前記溝付きロール(13)は小径で、その溝は丸底形状である。
請求項(抜粋):
多数本の炭素繊維束前駆体をシート状に引き揃え、少なくとも1以上のロールに掛け回して走行方向を変更しながら熱処理室内を複数段で走行させ、同前駆体に熱処理を施す炭素繊維束前駆体の耐炎化方法において、前記ロールの径を同ロールに掛け回される時点における炭素繊維束前駆体の耐炎化度に応じて設定することを特徴とする炭素繊維束前駆体の耐炎化方法。
Fターム (10件):
4L037CS02 ,  4L037CS03 ,  4L037CT31 ,  4L037CT33 ,  4L037CT41 ,  4L037FA03 ,  4L037PS00 ,  4L037PS02 ,  4L037PS12 ,  4L037PS20

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