特許
J-GLOBAL ID:200903084500136736

画像著作者の署名などの著作権に関連する情報を画像へ埋め込む方法およびその著作権情報を画像へ埋め込む複写装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-058617
公開番号(公開出願番号):特開平9-252397
出願日: 1996年03月15日
公開日(公表日): 1997年09月22日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】ハードコピーに署名を秘密に埋め込んでおき、必要なときに検証できる方法を提供する。【解決手段】署名すべき濃淡画像Gと同じサイズの署名のみの画像Sを準備する。G,Sのサイズをn×n画素とする。Gの画素(i,j)の値(輝度値)をg(i,j)、同じくSの画素(i,j)の値をs(i,j)で表す。Sは2値画像とし、s(i,j)は0又は1の値をとる。Rは、Gを濃度パターン法で2値化し公開する出力画像、Vは検証用の画像である。RとVのサイズは、共にnd×nd画素に拡大される。g(i,j)を表示するのにセルcd(m,kp)で密度変換し、Rの画素領域に拡大表示する。もしs(i,j)=0、すなわちSの画素(i,j)が署名を構成する要素ならば、GからRへの変換と同時にVには、ハミング距離が最大となるようなセルcd(m,kq)を配置する。もしs(i,j)=1ならば、Vにもcd(m,kp)を出力する。
請求項(抜粋):
各画素が多値の輝度レベルで表された濃淡画像を受け、濃度パターン法を適用し、前記多値の輝度レベル画素を2値の密度レベルのパターンセルに変換することにより、多値の輝度レベルで表された前記濃淡画像の多値諧調を2値の輝度レベルで疑似的に表示する疑似多値階調画像の生成過程で、該濃淡画像の著作者の署名などの該濃淡画像の著作権に関連する情報を該擬似多値階調画像へ埋め込む方法において、縦及び横の画素数が前記濃淡画像と同じである署名などの著作権情報を含む画像を2値の輝度レベルで予め生成しておき、前記濃淡画像おける多値の輝度レベル画素を2値の密度レベルのパターンセルに前記濃度パターン法で変換する際に、1つの該多値の輝度レベル画素に対応して2つの該パターンセルを生成することにより、該2つのパターンセルそれぞれに対応して第1及び第2の前記疑似多値階調画像を生成し、前記濃淡画像おける多値の輝度レベル画素を2値の密度レベルのパターンセルに前記濃度パターン法により変換する際の変換対象画素ごとに、画素位置を同じくする前記署名などの著作権情報を含む画像の画素のレベルを参照し、該署名などの著作権情報を含む画像の画素レベルが署名などの著作権情報の要素を構成する値であれば、中間階調の前記2つのパターンセルについては該2つのパターンセルにおける輝度パターンを互いに異ならせ、該署名などの著作権情報を含む画像の画素レベルが署名などの著作権情報の要素を構成する値でなければ、前記2つのパターンセルにおける輝度パターンを互いに一致させ、第1及び第2の前記疑似多値階調画像を重ね合わせることにより、前記署名などの著作権情報が現れるようにすることを特徴とする署名などの著作権情報を画像へ埋め込む方法。
IPC (6件):
H04N 1/387 ,  B42D 15/10 501 ,  G03G 15/36 ,  G03G 21/04 ,  G06T 7/00 ,  H04N 1/44
FI (6件):
H04N 1/387 ,  B42D 15/10 501 P ,  H04N 1/44 ,  G03G 21/00 382 ,  G03G 21/00 554 ,  G06F 15/70 330 Z

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