特許
J-GLOBAL ID:200903084506678395
リアクタンス制御式指向性アンテナ・アレイを利用した通信システム及び方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
坂口 博 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-141604
公開番号(公開出願番号):特開平10-154911
出願日: 1997年05月30日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 複数のノード間の通信のために、感度及び角度弁別を改善するアンテナ・アレイ構成を有する無線通信システムを提供する。【解決手段】 リアクタンス制御式指向性アンテナ・アレイ10が、給電系により直接励起される放射素子として、単一の中央モノポールまたはダイポール12を有する。複数のパラジティック(parasitic)素子14が放射素子12を取り囲み、パラジティック素子14が開回路にされたか短絡回路にされたかに応じてパラジティック素子14のインピーダンスの状態を変化させることにより、アンテナを無指向性または指向性モードにする。コンピュータ・モデム、及び記憶されたプログラムを含むメモリがアンテナ・アレイを無指向性または指向性モードに制御し、ネットワーク内のノードの位置を見つけ、識別し、それと通信する。
請求項(抜粋):
通信ネットワーク内に複数の通信ノードを有する通信システムであって、前記複数の通信ノードの内のローカル通信ノードは、a)データを伝搬する無線信号を送信するデータ入力を有する中央の放射素子と、前記放射素子に近接し、それぞれ制御入力を有するパラスティック(parasitic)素子とを有する無線アンテナ・アレイと、b)それぞれ前記複数のパラスティック素子の1つに接続され、前記無線信号に対する前記パラスティック素子それぞれのパラスティック・インピーダンスを選択的に変化させる複数のインピーダンス・スイッチイング回路と、c)前記放射素子に接続され、前記ネットワーク内の他の前記通信ノードとの間で、前記無線信号によりデータを送受信する第1のデータ経路と、前記スイッチング回路と接続され、選択された前記アンテナ・アレイの方向を示す制御信号を出力する第2のデータ経路とを有するコンピュータと、d)前記コンピュータ内にあって、プログラム命令と、前記ローカル通信ノードと前記複数の通信ノードの内の他の通信ノードとの間の方向を示すアンテナ方向値のテーブルとを記憶するメモリとを含み、前記無線アンテナ・アレイは、全ての前記パラスティック素子が高インピーダンス状態の時に、無指向性モードの無線信号をブロードキャスト(broadcast)し、前記インピーダンス・スイッチング回路に応答して、選択された一部の複数の前記パラスティック素子が選択的に低インピーダンス状態の時に、指向性モードの無線信号を選択された前記アンテナ・アレイの方向にブロードキャストし、前記コンピュータは、前記他の通信ノードの内の選択されたいずれかに対する選択されたアンテナ方向値を前記メモリにアクセスして得て、前記第2のデータ経路を介して、前記スイッチング回路に対して前記制御信号を出力し、前記放射素子と前記第1のデータ経路を介して前記データを送受信して、選択された前記通信ノードと通信する通信システム。
IPC (6件):
H01Q 19/32
, H01Q 3/24
, H01Q 9/32
, H01Q 21/06
, H04B 7/26
, H04L 12/28
FI (6件):
H01Q 19/32
, H01Q 3/24
, H01Q 9/32
, H01Q 21/06
, H04B 7/26 B
, H04L 11/00 310 B
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