特許
J-GLOBAL ID:200903084507940891

延熱防止構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-233816
公開番号(公開出願番号):特開平7-091187
出願日: 1993年09月20日
公開日(公表日): 1995年04月04日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は、沈埋トンネルまたはシールドトンネル内で火災が発生した場合でも、火災熱が継手部や可撓性セグメントの可撓性伸縮材料まで延熱せず、これによって可撓性伸縮材料が熱溶解しない、沈埋トンネル継手部またはシールドトンネル可撓性セグメントの延熱防止構造を提供すること。【構成】 本発明の延熱防止構造は、沈埋トンネルあるいはシールドトンネルにおいて、沈埋函の継手部あるいは可撓性セグメントの内側に形成された溝部と、この溝部を覆い、この溝部内に液体を封止する延熱防止板と、前記溝部に液体を供給する給液手段とからなる。また、本発明の別の構成は、上記構成にさらに、延熱防止板によって封止された溝部内の内圧を調整する圧力弁と、溝部内を複数の区域に分割し、それぞれの区域ごとに液体高さを調整する液体高さ調整手段とを溝部に設けたものである。
請求項(抜粋):
複数の沈埋函を水底に埋設し、可撓性伸縮材料を用いてこの沈埋函継手部を接合して構築した沈埋トンネル、またはシールドトンネルに作用する外力に追従して変形する可撓性セグメントにおいて、前記沈埋函の継手部に配置された可撓性伸縮材料の内側、または前記可撓性セグメントのトンネル周方向に配置された可撓性伸縮材料の内側に形成された溝部と、この溝部を覆い、この溝部内に液体を封止する延熱防止板と、前記溝部に液体を供給する給液手段とからなり、火災時に前記溝部内へ給液し、液体を通過させて火災熱による可撓性伸縮材料の損傷を防止する延熱防止構造。
IPC (2件):
E21D 11/04 ,  E21D 11/38

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