特許
J-GLOBAL ID:200903084510026351

バーチカルクランク軸型レシプロエンジン用防振支持機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-290781
公開番号(公開出願番号):特開平8-144778
出願日: 1994年11月25日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【目的】 バーチカルクランク軸型レシプロエンジン用防振支持機構において、エンジンユニット荷重の支持性能と通常運転時の防振性能とを何れも確保しつつ、クランク時振動における制振性を高めること。【構成】 前記支持点:A,B,Cを、前記エンジンユニット10の重心:Gの回りに該重心と略同一高さで少なくとも3点設ける一方、取付軸部材50が取付枠部材70に対して本体ゴム弾性体54により片持状態で弾性連結されると共に、取付軸部材50の両側に粘性流体が封入された一対の緩衝部を設けてなる流体封入マウント18を用い、該流体封入マウント18を、少なくとも一つの支持点:Cにおいて、エンジンユニット10の荷重が本体ゴム弾性体54に対して圧縮力として作用せしめられると共に、クランク時振動が取付軸部材50と緩衝部の対向方向に入力される状態で装着した。
請求項(抜粋):
クランク軸が鉛直方向に配設されたレシプロエンジンのユニットを、複数の支持点で、防振マウントを介して、所定の架台に防振支持せしめるバーチカルクランク軸型レシプロエンジン用防振支持機構であって、前記支持点を、前記エンジンユニットの重心の回りに該重心と略同一高さで少なくとも3点設ける一方、取付軸部材と該取付軸部材の軸直角方向外方に所定距離を隔てて配された取付枠部材との対向面間に本体ゴム弾性体を介装して、該本体ゴム弾性体により該取付軸部材を該取付枠部材に対して片持状態で弾性連結せしめると共に、かかる取付軸部材に対して該本体ゴム弾性体による連結方向に直交する軸直角方向両側で対向位置せしめられる前記取付枠部材の両側内面上に、それぞれ、粘性流体が封入されて該取付軸部材の当接により変形せしめられる緩衝部を形成してなる流体封入マウントを用い、該流体封入マウントを、前記複数の支持点の少なくとも一点において、前記エンジンユニットの支持荷重が前記本体ゴム弾性体に対して圧縮力として作用せしめられると共に、前記エンジンユニットのクランク時振動が前記取付軸部材と前記緩衝部との対向方向に入力される状態で、前記エンジンユニットと前記架台の間に介装せしめたことを特徴とするバーチカルクランク軸型レシプロエンジン用防振支持機構。
IPC (2件):
F02B 67/00 ,  F16F 15/08

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