特許
J-GLOBAL ID:200903084512211334

多層フィルム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-125570
公開番号(公開出願番号):特開平11-070625
出願日: 1998年05月08日
公開日(公表日): 1999年03月16日
要約:
【要約】【課題】 面シール及び溶断シールのいずれの場合においても安定したヒートシール性、特に高速包装時の安定したヒートシール性を発現できる多層フィルムの提供。【解決手段】 少なくとも4層からなる多層フィルムであって、(1)表面層(A)と内部層(C)に用いられるポリプロピレン系樹脂の融点及びMFRが特定の関係を有すること、(3)内部層(B)が特定の密度、MFRを有するエチレンα-オレフィン共重合体であること、(4)全層に占める各層厚み比率が表面層(A)が10〜60%、内部層(B)が20〜80%、内部層(C)が5〜60%であること。
請求項(抜粋):
ポリプロピレン系樹脂を含有する表面層(A)、および内部層の少なくとも1つにエチレンα-オレフィン共重合体を含有する層(B)を有する少なくとも4層からなる多層フィルムにおいて、以下の(1)〜(4)を特徴とする多層フィルム。(1)別の内部層(C)として、ポリプロピレン系樹脂またはポリプロピレン系樹脂とポリブテン-1系樹脂との樹脂組成物を含有する層を少なくとも1層含むこと(2)表面層(A)に用いられるポリプロピレン系樹脂の融点が内部層(C)に用いられるポリプロピレン系樹脂の融点以下でかつ155°C以下であり、そして表面層(A)に用いられるポリプロピレン系樹脂の230°C、2.16kgfの条件下で測定されるメルトフローレートが内部層(C)に用いられるポリプロピレン系樹脂のメルトフローレート以上でかつ3〜18g/10分であること(3)内部層(B)に用いられるエチレンα-オレフィン共重合体の密度が0.870〜0.930g/cm3 であって、190°C、2.16kgfの条件下で測定されるメルトフローレートが0.2〜7g/10分であること(4)全層に占める前記の各層厚み比率が表面層(A)が10〜60%、内部層(B)が20〜80%、内部層(C)が5〜60%であること
IPC (7件):
B32B 27/32 ,  B32B 27/32 103 ,  B65D 65/40 ,  B29C 61/08 ,  B29K 23:00 ,  B29K105:02 ,  B29L 9:00
FI (4件):
B32B 27/32 E ,  B32B 27/32 103 ,  B65D 65/40 A ,  B29C 61/08
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭57-105351
  • 多層シュリンクフィルム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-218516   出願人:旭化成工業株式会社
  • 特許第2570359号

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