特許
J-GLOBAL ID:200903084520943042
既製杭打設工法および案内パイル
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
戸島 省四郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-031299
公開番号(公開出願番号):特開平9-195274
出願日: 1996年01月24日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】【課題】 案内パイルを用いて既製杭を地盤に建込んで、振動・騒音をほとんどなくせると共に、予掘りが不要で排土処理の必要がなく手間がかからない上、正確に精度よく容易に根入れできて作業性がよい、既製杭打設工法およびこれに用いる案内パイルを提供する。【解決手段】 既製杭打設工法では、地面6に案内パイル1をそのらせん刃3bが下向きに進む向きに回転させながら押し込む。案内パイル1が根入れ深さまで達した後、案内パイル1の開口2cからH鋼杭4を挿入する。次に案内パイル1を前記と逆向きに回転させると、案内パイル1のパイプ部2と掘進部3の螺合が外れ、案内パイル1が上下に分離する。分離したパイプ部2を引上げて地面6から引抜くと、H鋼杭4の地盤5への打設が完了する。
請求項(抜粋):
既製杭を挿入できる中空部をもつパイプ本体と既製杭最下部を内側に挿入でき外周に地中推進用のらせん刃を設けている底付きの短い円筒状の掘進部とをらせん刃と同じ巻き方向のねじ部で互いに螺合させて組合せた構造の案内パイルを用意し、同案内パイルをらせん刃が下向きに進む回転方向に回転させながららせん刃により地中を推進させ、所要の根入れ深さまで押し込んだ後、案内パイルの上部のパイプ本体開口から既製杭を最下部まで挿入し、さらにその後案内パイルを前記と逆方向に回転させてパイプ本体と掘進部の螺合を外して分離し、分離したパイプ本体のみ地盤から引抜いて既製杭と掘進部を地中に残す、既製杭打設工法。
IPC (2件):
FI (2件):
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