特許
J-GLOBAL ID:200903084524151400

波長安定化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八幡 義博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-239060
公開番号(公開出願番号):特開平6-069583
出願日: 1992年08月14日
公開日(公表日): 1994年03月11日
要約:
【要約】【目的】 光共振器の共振波長をレーザ光源の波長に一致させるように光共振器の光路長を制御することによりレーザ光源の波長を安定化すること。【構成】 光共振器(リング共振器)27からの出射光11を、1/4波長板12及び偏光ビームスプリッタ13より成る解析手段により解析することにより光共振器27の共振波長とレーザ光源1の波長との大小関係及びその程度を検出し、それにより第2の制御器16により光路長可変手段(ピエゾアクチュエータ)17を制御して共振波長をレーザ光源の波長に一致させるとともに、レーザ光源の波長を第1の制御器21により吸収セル9の飽和吸収スペクトルの波長に一致させるよう制御することにより、共振波長を飽和吸収スペクトルの波長に一致させ光共振器内の光強度を吸収線を十分飽和させ得る光強度にし、そのうえでレーザ光源の波長を吸収スペクトルの波長に一致させるように第1の制御器21で制御することによりレーザ光源1の波長を安定化する。
請求項(抜粋):
発振波長が制御可能なレーザ光源と; 光路長可変手段を有するとともに、光路内に、レーザ光源の波長可変範囲内に飽和吸収スペクトルを有する原子又は分子を封入した吸収セルと特定の偏光成分に対して減衰を与える偏光子とを有する光共振器と; 前記吸収セルを通過させたプローブ光を検出する光電変換器と; 該光電変換器からの信号に基づいてレーザ光源の波長を前記吸収セルの飽和吸収スペクトルに一致させるように制御する第1の制御器と;前記光共振器からの出射光を受けてレーザ光源の波長と光共振器の共振波長とのずれを解析する解析手段と; 該解析結果に基づいて光共振器の共振波長がレーザ光源の波長に一致するように光共振器の前記光路長可変手段を制御する第2の制御器と; を具備することを特徴とする波長安定化装置。
IPC (2件):
H01S 3/13 ,  H01S 3/133

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