特許
J-GLOBAL ID:200903084529716898

2次元CADから3次元CADへのデータ変換システム、及び実装部品の干渉チェック方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井内 龍二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-318984
公開番号(公開出願番号):特開平10-162041
出願日: 1996年11月29日
公開日(公表日): 1998年06月19日
要約:
【要約】【課題】 2次元CAD図面では、配線基板の外形等を直線及び円弧の接続物として表すが、これらデータが順序不同で記憶されている場合が多く、このような場合、データをそのまま3次元CAD図面データとして使用することができず、電子部品を実装した配線基板の図面が完成していても、3次元CAD図面データとして使用することができないという課題があった。【解決手段】 電子部品実装配線基板の2次元CAD図面データより、直線又は円弧の始点と終点を含むデータを取得する座標データ取得手段と、これらデータをx軸に関して小さい値が先頭に来るように並べ換え、yが最小、xが最小となる基準座標を有する直線等を選定する特定形状選定手段と、これら直線等を反時計回りに接続するために整列させる形状整列手段と、整列したデータをIDF形式に変換する3次元座標変換手段とを含むデータ変換システムを使用する。
請求項(抜粋):
電子部品が実装された配線基板の2次元CAD図面データより、前記配線基板の外形を構成する形状要素である直線及び円弧のデータを取得し、前記直線及び円弧の始点と終点の座標値、及び前記円弧の中心角(ループ角)を算出又は抽出し、直線については始点と終点、円弧については始点、終点、及び中心角を含むデータとする座標データ取得手段と、該座標データ取得手段により取得した前記直線及び円弧の始点と終点の座標を、x軸に関して小さい値が先頭に来るように並べ換え、並べ換えられた座標データの中からyが最小、xが最小となる基準座標を有する前記直線又は円弧を選定する特定形状選定手段と、該特定形状選定手段により選定された前記直線又は円弧における、前記基準座標と組をなす座標値と座標値を共通にする他の直線又は円弧を選定し、その後同様の手法を繰り返して順次、直線又は円弧を選定し、これら選定された直線又は円弧を選定された順に並べて記憶し、これら直線又は円弧を反時計回りに接続するための形状整列手段と、該形状整列手段により整列させた直線又は円弧のデータを3次元の座標を含む3次元CAD図面データとして変換可能なデータ形式に変換し、ファイルとして記憶する基板外形の3次元座標変換手段とを含むことを特徴とする2次元CADから3次元CADへのデータ変換システム。
FI (2件):
G06F 15/60 628 A ,  G06F 15/60 666 P

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