特許
J-GLOBAL ID:200903084530146558

情報多重装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-079949
公開番号(公開出願番号):特開平6-295284
出願日: 1993年04月07日
公開日(公表日): 1994年10月21日
要約:
【要約】【目的】 共通のデバイスに複数のリクエスタから情報を送出する場合に用いる情報多重装置において、各リクエスタの情報発生量の変動に柔軟に対応して、効率のよい多重が行えるようにする。【構成】 多重バス103に送出する情報を一時蓄積するために各バスリクエスタ101にメモリを備え、その情報蓄積量が予め定められたしきい値より大きくなった場合にメモリフル信号を情報送出を要求するバスリクエスト信号と共にバスアービタ102に送出する。一方、各バスアービタ102にはメモリフル信号を送出したバスリクエスタ101の優先順位を高くする優先制御部を備えて、情報蓄積量の大きいバスリクエスタ101を優先して情報送出を許可するイネーブル信号を出力する。以上により、各バスリクエスタ101内の情報蓄積量により、競合時の優先順位を動的に変更し、情報発生量の変動に対応する。
請求項(抜粋):
共通のデバイスに送信する情報を一時蓄積するメモリと、該メモリの情報蓄積量が第一のしきい値を越えたことを契機に前記情報の送出要求信号を出力しそれに対する要求許可信号を受信することによって前記共通のデバイスへ情報を送信するメモリ制御部とを有する2以上のn個のリクエスタと、2つの情報の送信要求信号を入力信号として1以上の送信要求信号がオンのときに外部に対して情報の送出要求信号を送出すると共に外部から要求許可信号を受信した場合に当該情報の送信要求信号の発生源に対しまたは予め定められている優先順位に従って決定した当該情報の送信要求信号の発生源の一つに対し要求許可信号を出力するn-1個の調停回路とを備え、第1番目の前記調停回路は、第1番目と第2番目の前記リクエスタからの情報の送信要求信号を調停し、1<k<nである第k番目の前記調停回路は第k-1番目の前記調停回路と第k+1番目の前記リクエスタからの情報の送信要求信号を調停するという手順を順次行うことにより、前記共通のデバイスに情報を送出する権利を唯一つの前記リクエスタに与える情報多重装置であって、前記リクエスタには前記メモリに蓄積された情報蓄積量が予め定められた第二のしきい値よりも大きくなった場合にメモリフル信号を発生する手段を設け、前記調停回路には前記メモリフル信号を送出している前記リクエスタの優先順位を高くする競合制御手段を備えることを特徴とする情報多重装置。
IPC (2件):
G06F 13/362 510 ,  G06F 13/38 310

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