特許
J-GLOBAL ID:200903084538550900

インク供給装置および記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 康夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-040937
公開番号(公開出願番号):特開平8-207298
出願日: 1995年02月28日
公開日(公表日): 1996年08月13日
要約:
【要約】【目的】 流路抵抗の増大なしにプリントヘッドへの気泡侵入を阻止するとともに、インク残量の検出が可能なインク供給装置を提供する。【構成】 毛細管部材3を内蔵し、連通孔7を有する主インク室2の側面に、中間インク室4を設け、連通路5で両者を連通するとともにジョイント口11とも連通している。ジョイント口11には第2のメニスカス形成部材10が設けられ、装着前のインク漏れを防いでいる。印字時には、連通孔7に設けられた第1のメニスカス形成部材8を介してインクが主インク室2からジョイント口11へと流れるが、同時に混入した気泡は、気泡自身の浮力により連通路5の上面の傾斜に沿って移動し、中間インク室4の上部に集積される。主インク室6内のインクがなくなると、第1のメニスカス形成部材8を介して気泡が取り込まれ、中間インク室4の液面は急速に低下し、インク切れを示すことができる。
請求項(抜粋):
インクをプリントヘッドへ供給するインク供給装置において、大気連通口およびインクを供給するための連通孔が設けられた主インク室と、該主インク室の内部に収容された毛細管部材と、前記連通孔に設けられ前記毛細管部材に接して配置され複数の微小孔が形成されたメニスカス形成部材と、密閉状態の小室である中間インク室と、前記主インク室の前記連通孔と連通するとともに前記中間インク室および前記プリントヘッドに連通し前記連通孔との接続部より前記中間インク室へ向けて高くなるように上面が傾斜している連通路を有し、前記メニスカス形成部材を介して侵入した空気を前記連通路を介して前記中間インク室に移動せしめることを特徴とするインク供給装置。

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