特許
J-GLOBAL ID:200903084543367987

二相流体ループ式排熱システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-185502
公開番号(公開出願番号):特開平9-033180
出願日: 1995年07月21日
公開日(公表日): 1997年02月07日
要約:
【要約】【課題】この発明は、高効率な熱制御を実現し得るようにして、信頼性の向上を図ることにある。【解決手段】蒸発部10〜12の液入力側の二相流体ループの液ろ13aに作動液流入量調整器17〜19を配設し、且つ蒸発部10〜12の蒸気出力側の二相流体ループの蒸気路13bに流量抵抗調整器17〜19を配設して、蒸発部10〜12で熱制御する発熱体14〜16の制御温度に応じて、蒸発部10〜12からの蒸気が導かれる蒸気路13bの流量抵抗値を可変設定するように構成したものである。
請求項(抜粋):
作動液が移送される液路と、気体が移送される蒸気路とで形成され、前記作動液の相変化を利用して吸熱・熱輸送を行う二相流体ループと、この二相流体ループの液路及び蒸気路に連通される液通路及び蒸気通路を有し、発熱体に対して熱的に結合されて該発熱体の熱量を前記作動液を介して吸収する蒸発部と、この蒸発部の蒸気通路に連通される前記蒸気路の流動抵抗を設定する流動抵抗調整手段と、前記蒸発部の蒸気通路からの蒸気が前記流動抵抗調整手段を介して供給され、該蒸気を凝縮して熱量を排熱する放熱部と、前記蒸発部に供給された作動液の余剰液と前記放熱部で凝縮された凝縮液が導かれ、前記余剰液及び凝縮液を混合して作動液を生成する混合手段と、この混合手段で生成した作動液を移送する作動液移送手段と、前記蒸発部の蒸気通路から出力される蒸気圧力と前記液路の液圧力に基づいて前記作動液移送手段を介して前記蒸発部に移送される前記作動液の流量を設定する液流量調整手段と、前記流動抵抗調整手段を前記蒸発部に要求される前記発熱体の熱制御量に応じて調整制御して流動抵抗値を設定する制御手段とを具備した二相流体ループ式排熱システム。
IPC (2件):
F28D 15/02 101 ,  B64G 1/50
FI (2件):
F28D 15/02 101 K ,  B64G 1/50 Z

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