特許
J-GLOBAL ID:200903084543963520

ナット付き板金部品の製造方法並びに該方法の実施に使用するナット及びボルト・ナット・アッセンブリ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-086263
公開番号(公開出願番号):特開平5-255895
出願日: 1992年03月10日
公開日(公表日): 1993年10月05日
要約:
【要約】【目的】 ナット付き自動車用板金部品を塗装するに当り、マスキング作業を自動化し省力化することを目的とする。また、未使用ナットの風切り音の発生等を防止することを目的とする。【構成】 ウェルドナットを溶接により、ピアスナット(16)を穿孔とかしめ加工により自動車用板金部品(22)に固着するに先立って、ウェルドナット又はピアスナットのねじ孔(18)には、例えばシリコーンゴム材料からなる閉塞部材(10)が予め圧入される。閉塞部材(10)には截頭球形の空洞(12)が形成してあり、ボルト(32)の先端に設けた部分球形の突起(34)が空洞(12)に嵌合するようになっている。【効果】 塗装コストを低減させ、風切り音の発生等を防止することができる。
請求項(抜粋):
板金部品に固着されるウェルドナット又はピアスナットであって、前記ナットのねじ孔には、板金部品へのナットの固着に先立って、かつ、ねじ孔のほぼ全長にわたって、電気絶縁性で耐熱性の弾性閉塞部材が予め詰め込まれており、前記閉塞部材は、ウェルドナットを溶接により又はピアスナットを穿孔とかしめ加工により板金部品に固着した後にナット付き板金部品を電着塗装するに当りナットのねじ孔に塗料が付着するのを防止すると共に、ナットの非使用時にねじ孔を閉塞することを特徴とする、ねじ孔が閉塞されたナット。
IPC (4件):
C25D 13/14 ,  C25D 13/00 309 ,  F16B 33/06 ,  F16B 37/06

前のページに戻る