特許
J-GLOBAL ID:200903084549611570

燃焼装置排ガスの浄化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丸岡 政彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-057909
公開番号(公開出願番号):特開平6-007643
出願日: 1993年02月23日
公開日(公表日): 1994年01月18日
要約:
【要約】【目的】 処分必要な廃棄物を全く発生しないプログラム制御可能な経済的排ガス処理法の開発と提供。【構成】 燃焼装置排ガス浄化方法において、試薬槽(20)で調製された希薄尿素溶液が、熱排ガス流(30)中に導入され、微細にスプレーされる。熱分解チャンネル(14)内で尿素分解後、排ガス流(30)は、混合チャンネル(16)内のミキサーにより、インライン均一混合される。次のインライン反応チャンネル(18)で、被還元性排ガス成分が、ゼオライトを含まない選択的還元触媒(36)中で、無毒性ガスに転換され、次ぎに、被酸化性排ガス成分が、試薬を使用せずに、酸化触媒(38)中で、実質上完全反応して無毒性ガスに転換される。熱分解チャンネル(14)内に通じる複合物質ノズル装置(26)は、切替用の逆転弁(88)、排ガス流(30)流域内の圧縮空気用ケーシングチューブ(24)、ケーシングチューブ(24)内に保持された尿素導管および希薄尿素溶液の微細スプレー用ノズルから成る。
請求項(抜粋):
燃焼装置からの排ガス、特に、ジーゼル、噴射およびガス/ジーゼル装置、大型ガスガソリンエンジン、ガスタービンおよびボイラープラントなど、液体、気体または固体燃料により燃焼される装置からの排ガスを、試薬槽(20)で調製された種々の濃度の希薄尿素溶液(110)の排ガス熱気流(30)中への導入と還元工程または還元および酸化工程を伴う有毒なガス状排ガス成分の少なくとも1段の触媒反応とによって、浄化処理する方法であって、プログラム制御された排ガス浄化装置(10)内で、添加された希薄尿素溶液(110)が、圧縮空気流(124)による微細なスプレーとして、排ガス流(30)に向かって、熱分解チャンネル(14)内に注入され、混合チャンネル(16)内に設置されたミキサー(34)によってインラインで均一に混合され、反応チャンネル(18)内で少なくとも被還元性の排ガス成分が、少なくとも1つの、ゼオライトを含まない選択還元触媒中における、希薄尿素溶液(110)の分解生成物(NH3 )との実質的に完全な反応によって、無毒なガスに転換されるか、あるいは、さらに被酸化性のガス成分が、少なくとも1つの酸化触媒(38)中で実質的に完全な反応を行って無毒なガスに転換されることを特徴とする燃焼装置排ガスの浄化方法。
IPC (7件):
B01D 53/36 103 ,  B01D 53/36 ,  B01D 53/36 ZAB ,  B01D 53/36 101 ,  B01D 53/36 102 ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/34 129

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