特許
J-GLOBAL ID:200903084561218360
バースト信号の位相検波回路
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大塚 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-020687
公開番号(公開出願番号):特開平5-191465
出願日: 1992年01月10日
公開日(公表日): 1993年07月30日
要約:
【要約】【目的】N相PSK変調されたバースト信号を受信して復調出力を得る位相検波回路における周波数オフセットの影響を取り除き、かつ、小形化,IC化,低消費電力化を図る。【構成】入力キャリア信号の局部発振出力に対する位相検出を行う位相検出回路2と、その出力と遅延回路3によって1シンボル長遅延させた出力との位相差分Δθを出力する位相差分回路4と、Δθに最も近い標準位相差分を仮判定してΔθから減算し位相差分誤差を出力する加算器6と、その出力を平均化してレジスタ8に記憶保持するとともに、Δθからその平均値を減算して得られた推定値に最も近い標準位相差分を判定復調出力とする判定回路10とにより構成した。
請求項(抜粋):
N相PSK(N≧2)によるディジタル変調信号で形成されたバースト信号を受信して復調出力を得るために、入力キャリア信号の中心周波数とほぼ同一の発振周波数を有する局部発振回路と、該局部発振回路の発振出力を入力し、該発振出力を基準とした前記入力キャリア信号の位相検出出力を得る位相検出回路と、該位相検出出力を1シンボル長の時間だけ遅延させる遅延回路と、前記位相検出出力と該遅延回路の出力の位相差分を算出して出力する位相差分回路と、該位相差分を入力し、当該のN相PSKで定められるN個の標準位相差分値のうち前記位相差分に最も近い標準位相差分を仮判定値として出力する仮判定回路と、該仮判定値を前記位相差分から減算した位相差分誤差を算出して出力する第1の加算器と、該位相差分誤差の所定の個数の標本値から該位相差分誤差の平均値を求めて出力する平均化回路と、外部から与えられるサンプリングクロックに従って、該位相差分誤差の平均値を記憶保持するとともに、複数の異なる送信局からの互いに時間的に重なりのない前記バースト信号を受信したとき各送信局に対応する前記位相差分誤差の平均値の記憶保持値を個別に格納するレジスタ回路と、該レジスタ回路から与えられる該位相差分誤差の平均値の記憶保持値を前記位相差分回路から出力される位相差分から減算して位相差分の推定値を出力する第2の加算器と、該位相差分の推定値を入力し、該推定値に最も近い標準位相差分を判定し前記復調出力として出力する判定回路と、を備えたバースト信号の位相検波回路。
引用特許:
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