特許
J-GLOBAL ID:200903084563224570

操舵装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田下 明人 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-153073
公開番号(公開出願番号):特開2003-341542
出願日: 2002年05月27日
公開日(公表日): 2003年12月03日
要約:
【要約】【課題】 運転者に不安感を与えることなく、車両挙動の安定性を向上し得る操舵装置を提供する。【解決手段】 操舵装置によると、グリップ限界制御処理30b’では、グリップ度推定演算処理30aにより推定されたグリップ度εが所定のグリップ度ε’未満であるか否かを判定し、推定されたグリップ度εがグリップ度ε’未満であると判定した場合には、モータMによるアシスト量を急激に増加させることによって、ステアリングホイールによる操舵が急に軽くなったような感覚を運転者に与え、操舵輪のグリップ度が限界に近い旨を運転者に通知する。これにより、運転者に対しこれ以上ステアリングホイールを現在と同じ方向に切ることによって、横滑り等が発生する蓋然性のあることを伝え、運転者に操舵上の注意を喚起することができる。したがって、運転者に不安感を与えることなく、車両挙動の安定性を向上することができる。
請求項(抜粋):
ステアリングシャフトに発生する操舵トルクに基づいて操舵力を補うアシスト力を発生させるモータを備えた操舵装置であって、車両のステアリングホイールからサスペンションに至る操舵系に加わる操舵トルクおよび操舵力を含む操舵指標のうちの少くとも一つの操舵力指標を検出する操舵力指標検出手段と、前記操舵力指標検出手段の検出信号に基づき、前記車両前方の車輪に生ずるセルフアライニングトルクを推定するセルフアライニングトルク推定手段と、前記車両の状態量を検出する車両状態量検出手段と、前記両状態量検出手段の検出信号に基づき、前記車両前方の車輪に対するサイドフォースおよび前輪スリップ角を含む前輪指標のうちの少くとも一つの前輪指標を推定する前輪指標推定手段と、前記前輪指標推定手段が推定した前輪指標に対する、前記セルフアライニングトルク推定手段が推定したセルフアライニングトルクの変化に基づき、少くとも前記車両前方の車輪に対するグリップ度を推定するグリップ度推定手段と、前記グリップ度推定手段により推定したグリップ度が、所定値未満であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、前記推定したグリップ度が所定値未満であると判定された場合、前記車両前方の車輪のグリップ度が限界に近い旨を運転者に通知する通知手段と、を備えることを特徴とする操舵装置。
IPC (6件):
B62D 6/00 ,  B62D 5/04 ,  B62D 5/22 ,  B62D101:00 ,  B62D113:00 ,  B62D137:00
FI (6件):
B62D 6/00 ,  B62D 5/04 ,  B62D 5/22 ,  B62D101:00 ,  B62D113:00 ,  B62D137:00
Fターム (24件):
3D032CC02 ,  3D032DA03 ,  3D032DA15 ,  3D032DA23 ,  3D032DA29 ,  3D032DA33 ,  3D032DA99 ,  3D032DB11 ,  3D032DC02 ,  3D032DC33 ,  3D032DC34 ,  3D032DD02 ,  3D032DE01 ,  3D032DE20 ,  3D032EC23 ,  3D032GG01 ,  3D033CA02 ,  3D033CA12 ,  3D033CA13 ,  3D033CA16 ,  3D033CA17 ,  3D033CA20 ,  3D033CA21 ,  3D033JB01
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 車両の操舵制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-067775   出願人:本田技研工業株式会社
  • 車両状態判定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-285282   出願人:トヨタ自動車株式会社

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