特許
J-GLOBAL ID:200903084565027713

水酸化マグネシウム系難燃剤とその製造方法、及び難燃性樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 塩入 明 ,  塩入 みか
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-128986
公開番号(公開出願番号):特開2005-336472
出願日: 2005年04月27日
公開日(公表日): 2005年12月08日
要約:
【課題】Mg2+イオンの溶出が極めて少なく、熱硬化性樹脂に配合した際の耐湿信頼性や耐酸性に優れた水酸化マグネシウム系難燃剤を提供する。【解決手段】水酸化マグネシウムまたは酸化マグネシウムの水懸濁液に、水酸化リチウムもしくは水酸化ナトリウムを、水酸化マグネシウム換算の固形分100mass%に対し100mass%以上添加して湿式粉砕した後、180〜230°Cで水熱処理し、次いで得られた水酸化マグネシウム粒子をSi化合物とAl化合物とで表面処理して、Si化合物とAl化合物との混合被覆層を、SiO2とAl2O3換算の合計量で水酸化マグネシウム100mass%に対して0.2〜10mass%の割合で、形成する。【効果】この難燃剤は耐熱性が高いので、エンジニアリングプラスチックに配合すると成形時の発泡が少なく、生産性が高い。また高い耐トラッキング性が得られる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
X線回折での[101]/[001]ピーク強度比が0.9以上で、BET比表面積が1〜4m2/g、かつ平均粒子径が5μm以下の水酸化マグネシウム粒子に、Si化合物とAl化合物との混合被覆層を、SiO2とAl2O3換算の合計量で水酸化マグネシウム100mass%に対して、0.2〜10mass%の割合で形成した水酸化マグネシウム系難燃剤。
IPC (4件):
C09K21/02 ,  C01F5/14 ,  C08K9/02 ,  C08L87/00
FI (4件):
C09K21/02 ,  C01F5/14 ,  C08K9/02 ,  C08L87/00
Fターム (27件):
4G076AA10 ,  4G076AB06 ,  4G076BF05 ,  4G076CA02 ,  4G076DA05 ,  4H028AA05 ,  4H028AA10 ,  4H028AA12 ,  4H028AB04 ,  4H028BA06 ,  4J002BF051 ,  4J002CC031 ,  4J002CD001 ,  4J002CF071 ,  4J002CF161 ,  4J002CF211 ,  4J002CG011 ,  4J002CL001 ,  4J002CM041 ,  4J002CN011 ,  4J002CP021 ,  4J002DE076 ,  4J002FB076 ,  4J002FD136 ,  4J002GF00 ,  4J002GQ01 ,  4J002GQ05
引用特許:
出願人引用 (15件)
全件表示
審査官引用 (3件)

前のページに戻る