特許
J-GLOBAL ID:200903084571772200

渦電流減速装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 俊夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-144915
公開番号(公開出願番号):特開2001-327154
出願日: 2000年05月17日
公開日(公表日): 2001年11月22日
要約:
【要約】【課題】 強磁性板を含む案内筒の外筒部をできるだけ薄くし、磁石支持筒を径外方へ配設することにより制動力を高めるようにする。【解決手段】 回転軸に結合した制動ドラム8の内部に、車体などの非回転部分に取り付けられ断面長方形の内空部を有する非磁性体からなる案内筒21を配設する。案内筒21の内空部に少くとも1つの磁石支持筒25を回動可能に支持する。磁石支持筒25の外周面に周方向等間隔に多数の磁石15を結合する。磁石15からの磁界に基づく渦電流により制動ドラム8に制動力を発生させる。磁石15を周方向端部が磁極をなすように配置し、磁石15と磁石15との間に磁石15よりも径外方へ突出する強磁性部材16を挟む。案内筒21の外筒部41は、強磁性体である薄いステンレス鋼板の強磁性部材16と対向しない部分を高温状態から急冷して非磁性または弱磁性のオーステナイト相にする。
請求項(抜粋):
回転軸に結合した制動ドラムと、該制動ドラムの内部にあつて車体などの非回転部分に取り付けられ断面長方形の内空部を有する非磁性体からなる案内筒と、該案内筒の内空部に回動可能に支持した少くとも1つの磁石支持筒と、該磁石支持筒の外周面に周方向等間隔に結合した多数の磁石とを具備し、前記磁石からの磁界に基づく渦電流により前記制動ドラムに制動力を発生させる渦電流減速装置において、前記磁石を周方向端部が磁極をなすように配置し、前記磁石と磁石との間に磁石よりも径外方へ突出する強磁性部材を挟持し、案内筒の外筒部を強磁性体である薄いステンレス鋼板から構成し、ステンレス鋼板の強磁性部材と対向しない部分を高温状態から急冷して非磁性または弱磁性のオーステナイト相にしたことを特徴とする渦電流減速装置。
Fターム (11件):
5H649AA03 ,  5H649BB02 ,  5H649GG09 ,  5H649GG13 ,  5H649GG16 ,  5H649HH08 ,  5H649HH16 ,  5H649JK03 ,  5H649PP02 ,  5H649PP08 ,  5H649PP13

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