特許
J-GLOBAL ID:200903084575750634

アナログモデムによるサンプリング位相調整システムおよび方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-557298
公開番号(公開出願番号):特表2003-525541
出願日: 2001年02月01日
公開日(公表日): 2003年08月26日
要約:
【要約】電話ネットワーク(22)を通じてディジタルモデム(20)に接続されたアナログモデム(26)が生成するアナログ信号の位相を調整するシステムおよび方法。電話ネットワークのディジタル部は、ネットワーククロックに固定され、アナログ信号がコーデック(23)によってサンプリングおよび量子化される際、モデム(20および26)はサンプリングタイミングまたはサンプリング速度を制御しない。アナログ信号の位相が、ネットワーククロックに対してずれると、コーデック(23)がアナログ信号上の分解不能点においてサンプリングを行うことにより、エラーが生じ、データ送信用の使用可能帯域幅が縮小する。アナログモデム(26)のシンボル周波数を、ループバックタイミングを用いて、ディジタルネットワーク(22)のクロックに固定する(101)。既知の基準信号の量子化サンプルを用いて位相推定値(103)を算出する。次に、位相推定値を最適の位相値と比較することによって、位相オフセット(105)を算出する。次に、ディジタルモデム(20)は算出した位相オフセット情報(107)をアナログモデム(26)に送る。アナログモデム(26)は、次に、その送信された信号を位相オフセットだけ遅延させる(109)。アナログモデムの送信機の位相が調整された後、アナログ信号はディジタルモデム(20)が望む位相でコーデック(23)に到達する。
請求項(抜粋):
送信機によって生成され、アナログ回路を通じて送信されるアナログ信号を調整する方法であって、該アナログ信号は受信され、固定クロックに固定されたディジタル信号に変換され、該ディジタル信号は受信機によって受信される方法において、 前記送信機の前記周波数を前記固定クロックに固定するステップと、 前記受信機によって提供された情報を用いて、前記アナログ信号の位相を調整し、前記固定クロックと整合させるステップと、から成る方法。
Fターム (6件):
5K047AA11 ,  5K047GG05 ,  5K047GG09 ,  5K047GG10 ,  5K047GG45 ,  5K047MM18

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