特許

J-GLOBAL ID：200903084576619744

病人用移動装置

発明者： 岡田 礼一
出願人/特許権者： 岡田 礼一
代理人 (1件)： 山本 孝
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-209911
公開番号（公開出願番号）：特開平5-031142
出願日： 1991年07月25日
公開日（公表日）： 1993年02月09日
要約：

【要約】【目的】 寝台面から別の寝台面へ病人を水平移動できるようにする。【構成】 病人を横臥させる人体支持部3の両側端辺部に、この人体支持部3の幅寸法の2〜3.5倍程度の幅寸法を有する矩形状シートからなるスリップ部4の両側端辺部をそれぞれ連続させて閉ループ体1を形成し、更に、前記人体支持部3に横臥した病人の重みによって重合する人体支持部3とスリップ部4との内表面3a、4a間の摩擦係数が小さくなるように構成し、人体支持部3を幅方向へ水平移動させる際に前記スリップ部4の内表面4aと人体支持部3の内表面3aとが摺擦しながら連動して、巡回運動するようにしたもの。【効果】 寝台面上にセットした人体支持部3を引くだけの操作で、人体支持部3がスリップ部4を滑動して、人体支持部3上に横臥している病人を容易に別の寝台面上に移動させることができる。

請求項（抜粋）：

病人が横臥可能な長さ寸法に形成された縦長矩形状の人体支持部と、この人体支持部と略同一丈を有し且つ該人体支持部の幅寸法の2〜3.5倍程度の幅寸法を有する矩形状シートからなるスリップ部とを備え、このスリップ部の両側端辺部をそれぞれ人体支持部の両側端辺部に連続させてこれら人体支持部とスリップ部とにより閉ループ体を構成し、更に、前記人体支持部に横臥した病人の重みによって重合する該人体支持部とスリップ部との内表面間の摩擦係数を、水平寝台面上において人体支持部を幅方向へ人力によって水平移動させる際に前記スリップ部の内表面が人体支持部の内表面に摺擦しながら巡回、連動可能な程度に設定してあることを特徴とする病人用移動装置。