特許
J-GLOBAL ID:200903084578446952

クロム鉱石の溶融還元方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-082957
公開番号(公開出願番号):特開平6-299219
出願日: 1993年04月09日
公開日(公表日): 1994年10月25日
要約:
【要約】【目的】 スラグ中に残留するメタルの量を減少させる。【構成】 還元製錬を溶融還元期と仕上げ還元期に分けて行う方法であって、溶融還元期には、クロム鉱石、炭材、及び媒溶剤などの原料を装入すると共に酸素の吹き込みを行い、仕上げ還元期には、前記原料の装入を停止し、スラグ中に炭材が存在しなくなるまで酸素の吹き込みを行う。スラグ中に炭材がなくなると、炭材に付着するメタルがなくなると共に、スラグの粘性が低下する。この粘性の低下によって、吹錬時に生成したメタル粒が沈降し易くなり、スラグから分離される。このため、スラグ中に残留するメタルの量が少なくなり、排滓時のメタルロスが大幅に減少する。
請求項(抜粋):
還元製錬を溶融還元期と仕上げ還元期に分けて行い、前記溶融還元期には、クロム鉱石、炭材及び媒溶剤等を連続的に装入すると共に酸素の吹き込みを行うクロム鉱石の溶融還元方法において、前記仕上げ還元期の段階では、前記クロム鉱石、炭材及び媒溶剤等の装入を停止し、スラグ中に炭材が存在しなくなるまで酸素の吹き込みを行うことを特徴とするクロム鉱石の溶融還元方法。
IPC (2件):
C21C 5/28 ,  C21C 5/35

前のページに戻る