特許
J-GLOBAL ID:200903084585072006

ブラシレスDCモータのセンサレス駆動回路

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-249426
公開番号(公開出願番号):特開平11-075389
出願日: 1997年08月28日
公開日(公表日): 1999年03月16日
要約:
【要約】【課題】 低速高負荷時で負荷急変及び電源電圧の急変時においても、ブラシレスDCモータを安定して駆動することができるブラシレスDCモータのセンサレス駆動回路を提供することにある。【解決手段】 転流指令56は、発生後第1及び第2の電流増加域41,42の中間域でハイからロウ信号へ切り替わる。この切替によりアナログスイッチAS1がオフされるが、オフ直前の電流検出回路4の電圧値(瞬時出力)がサンプリング回路5に保持され、増幅回路6により略1.6倍に増幅され、優先回路9を介して目標値制御回路8へ出力される。目標値制御回路8は転流指令毎に所定時間転流目標電圧を転流目標波頭値43以上に保持するため、転流指令56は禁止される。目標値制御回路8から出力される転流目標電圧は転流指令回路10に出力される。転流指令回路10は、電流検出回路4から出力される電圧値がサンプリング回路5の出力電圧値の所定倍となると、ワンショットのパルスを計数回路13へ出力し分配回路14及びインバータ回路3によってブラシレスDCモータ51の転流を行う。
請求項(抜粋):
ブラシレスDCモータの複数相の電機子巻線に直流電圧を順次通電するための複数のスイッチング素子を有するインバータ回路と、そのインバータ回路の複数のスイッチング素子をオン・オフさせて転流を行い、前記ブラシレスDCモータを回転させる通電制御回路とを備えたブラシレスDCモータのセンサレス駆動回路において、前記ブラシレスDCモータの電機子巻線に流れる電流を電圧に変換して検出する電流検出回路と、その電流検出回路の瞬時出力を抽出するサンプリング回路と、前記インバータ回路における通電切替後の所定時間後毎に、前記サンプリング回路の抽出電圧を1倍以下の所定の倍率で低減する目標値制御回路と、前記電流検出回路の出力が、前記目標値制御回路の出力値の所定倍となった場合に、前記通電制御回路へ転流指令を出力する転流指令回路とを備えたことを特徴とするブラシレスDCモータのセンサレス駆動回路。
IPC (2件):
H02P 6/20 ,  H02P 6/18
FI (2件):
H02P 6/02 371 B ,  H02P 6/02 371 T

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