特許
J-GLOBAL ID:200903084586133483

共有メモリを使用したプロセス間通信方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-229895
公開番号(公開出願番号):特開平11-065858
出願日: 1997年08月26日
公開日(公表日): 1999年03月09日
要約:
【要約】【課題】共有メモリを使用したプロセス間通信を高速かつ容易に行う。【解決手段】共有メモリ空間1に共通管理情報部31を有し、通信元プロセスAは、そこから使用可能なシャトルバッファIDを取得し、そのIDでシャトルバッファ32を確保する。そのシャトルバッファ32は、オーナプロセスID等を保持する制御情報部33,並びに通信データを保持する通信部34を有する。通信先プロセスBは、そのIDを基にシャトルバッファの内容を読み出し、参照が完了したら当該シャトルバッファの制御部の未参照プロセス数33Cをデクリメントする。シャトルバッファは、制御情報部のみ参照プロセス数33Cが0になると解放される。
請求項(抜粋):
共有メモリ空間を利用したプロセス間通信方式において、通信に使用する前記共有メモリ空間に制御情報部と通信データ部とを付加した共有メモリ領域を備え、前記制御情報部は、前記共有メモリ領域を獲得したプロセスの識別を示すオーナプロセスIDと、前記共有メモリ領域を参照するプロセスの数を示す参照プロセス数と、前記共有メモリ領域を参照中またはまだ参照していないプロセスの数を示す未参照プロセス数と、前記共有メモリ領域を参照するプロセスの識別を示す参照プロセスIDと、前記参照プロセスIDに示されたプロセスが前記共有メモリ領域を参照したのかどうかを示す参照済みフラグとを含み、前記制御情報部を参照し、変更する編集手段と、前記編集手段において、前記未参照プロセス数の値から前記共有メモリ領域を参照するプロセスがなくなったことを検出した場合は前記共有メモリ領域を解放する解放手段とを有することを特徴とする共有メモリを使用したプロセス間通信方式。
IPC (2件):
G06F 9/46 340 ,  G06F 9/46
FI (2件):
G06F 9/46 340 B ,  G06F 9/46 340 F
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-234234
  • 特開昭61-101140
  • 特開平4-367951

前のページに戻る