特許
J-GLOBAL ID:200903084587908489

燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-123699
公開番号(公開出願番号):特開平6-333592
出願日: 1993年05月26日
公開日(公表日): 1994年12月02日
要約:
【要約】【目的】 セルの複数個を積層状態に並置するための積層構成材の寸法誤差を吸収でき、しかも、ガス通路構成部材を接続する際のシール構成を簡略にできる手段を提供する。【構成】 セル集積群NCの4つの角部夫々に柱状体5が立設され、その柱状体5に、セル集積群NCの積層方向視において、前記角部に連なるセル集積群NCの2つの側面夫々に交差する平面状の当て付け面5Aが備えられ、セルC,C同士の間において、長尺状の一対の隔壁材6,6がセル内流路p1が開けられている側の一対のセル縁部に各別に密着する状態で配置され、隔壁材6の両端面6A,6A夫々が、柱状体5の当て付け面5Aに対して密着させることが可能なように傾斜状に形成され、前記積層方向に隣接する隔壁材6,6同士の間における両端部夫々に、セルCと同一厚さで、且つ、当て付け面5Aに対して密着させることが可能な密着面7Aとセル内流路p1が閉じられている側のセル端面に対して密着させることが可能な密着面7Bとを備えたスペーサ7が配置されている。
請求項(抜粋):
一方の面に酸素極(2)を備え且つ他方の面に燃料極(3)を備えた電解質層(1)と、前記酸素極(2)に臨む側と前記燃料極(3)に臨む側のいずれか一方側にセル内流路(p1)を形成すべく配置されたセル内流路構成部材(4)とから矩形板状のセル(C)が構成され、前記セル内流路(p1)が、前記セル(C)における一方の一対の端面において開けられ、他方の一対の端面において閉じられ、前記セル(C)の複数個が、セル間流路(p2)を形成すべく互いに間隔を隔てて積層状態に並置されてセル集積群(NC)が形成された燃料電池であって、前記セル集積群(NC)の4つの角部夫々に柱状体(5)が立設され、その柱状体(5)に、前記セル集積群(NC)の積層方向視において、前記角部に連なる前記セル集積群(NC)の2つの側面夫々に交差する平面状の当て付け面(5A)が備えられ、前記セル(C),(C)同士の間において、長尺状の一対の隔壁材(6),(6)が前記セル内流路(p1)が開けられている側の一対のセル縁部に各別に密着する状態で配置され、前記隔壁材(6)の両端面(6A),(6A)夫々が、前記柱状体(5)の前記当て付け面(5A)に対して密着させることが可能なように傾斜状に形成され、前記積層方向に隣接する前記隔壁材(6),(6)同士の間における両端部夫々に、前記セル(C)と同一厚さで、且つ、前記当て付け面(5A)に対して密着させることが可能な密着面(7A)と前記セル内流路(p1)が閉じられている側のセル端面に対して密着させることが可能な密着面(7B)とを備えたスペーサ(7)が配置されている燃料電池。

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