特許
J-GLOBAL ID:200903084591007836

アンチスキッド制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-126527
公開番号(公開出願番号):特開平7-329755
出願日: 1994年06月08日
公開日(公表日): 1995年12月19日
要約:
【要約】【目的】 推定路面摩擦係数の信頼性の低下に対処できるアンチスキッド制御装置を提供する。【構成】 後輪速度VWRと前輪速度VWFとの間にΔV1以上の速度差が存在する場合(時刻t1以降)は、既にΔV1に到達する際に推定路面摩擦係数μの演算が完了している。即ち、その継続時間、即ちタイマカウンタTKeepのカウント値は、最後に路面摩擦係数が推定されてからの継続時間(時刻t1以降)となる。したがってその継続時間が所定時間T2以上の場合には、時刻t1で演算された際には適切な推定路面摩擦係数μであったとしても、アンチスキッド制御に用いられる前に長時間を経過しているので、所定時間T2継続したところで(時刻t2)、その路面摩擦係数μの代わりに予め定めた固定値としての路面摩擦係数μSを設定する。このことにより安全側でのアンチスキッド制御を保障する。
請求項(抜粋):
アンチスキッド制御開始前に、複数の車輪の車輪速度の変化に基づいて路面摩擦係数を推定するとともに、アンチスキッド制御開始後に、上記路面摩擦係数に基づいて、制御対象輪のスリップ状態または減速度が好適な状態となるように、当該制御対象輪のブレーキ圧力を制御するアンチスキッド制御装置において、アンチスキッド制御開始前の状態で、上記路面摩擦係数が最後に推定されてからの時間を測定する推定後経過時間測定手段と、上記推定後経過時間測定手段により測定された時間が所定時間以上の場合に、アンチスキッド制御開始後に用いられる路面摩擦係数として、上記推定された路面摩擦係数の代わりに予め定めた路面摩擦係数を設定する所定路面摩擦係数切替手段と、を備えることを特徴とするアンチスキッド制御装置。
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平4-345562
  • アンチロツク制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-212334   出願人:本田技研工業株式会社
  • 特開平3-128755
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-345562
  • アンチロツク制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-212334   出願人:本田技研工業株式会社
  • 特開平3-128755

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